西野亮廣の貯金としるし書店の運営

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2018年4月23日

【こんな感じでやっています】

オンラインサロンメンバー特典として、僕の仕事のお金の流れを少しだけ。

仕事でいただいたギャランティーは、主に、お蕎麦代と飲み代に使って、それ以外は面白いことに全額投資or寄付するようにしています。

いつも貯金が1円もない理由です。

さらに、イレギュラーな仕事に関しては、そもそもギャラを受けとらないようにしていて(「僕が受け取らないと他の人も受け取れない」といった場合は少しだけ受けとって)、僕に入るハズだったイレギュラーのギャラは吉本興業の方で全額プールして、それもまた次の面白いことに全額ブチ込むようにしています。

たとえば、来月のニューヨークの個展が、絵を売るわけでもないし、スポンサーが付いているわけてもないのに、入場無料な理由は、ここからお金が出ているからです。

一応、吉本案件と個人案件(たとえば美術館の建設費)でプールしているお金は分けています。

お金はとにかく面白いことに使います。

2018年4月24日

Amazonの申請を通して、『しるし書店』は、新品本のリンクの貼り付けを必須にしました。

これは作家支援っす。

次に作りたいのは、『しるし本』が転売されればされるほど作家(出版社)にお金が落ちる仕組みっす。

一見、ブロックチェーン的な技術が必要な感じがしますが、おそらく、そんなにテクニカルなことでもなくて、単純に『しるし本』出品時に出版社の記入を必須にしてしまえば、『しるし本』の版元が分かるので、そこから『しるし本』の売り上げの一部を出版社に振り込めるんじゃないかと思っています。

次にやる作業は、出版社に、『しるし本』の売り上げが貰える登録をしてもらうことで、この辺りは見城さん(幻冬舎)と相談ですね。

「『しるし書店』に登録してくだされば、『しるし本』の売り上げの○○%を御社に振り込みます」という。

商売の基本は『三方良し』で、それは「皆のことを考えられる善人である」というよりかは、「僕は、あなたの利益も作ります。その僕を排除するのは構いませんが、当時にあなたの利益も減りますよ」ということ。

言ってしまえば「排除されない為に、全員に利益を作る」

「三方良しは優しいわけではなくて、最大の防御だ」という話です。

なので、『しるし書店』は、作家と出版社に利益が出るようにデザインをした方がいいと思います。

【追伸】

『しるし書店』はクレジットカードを持っていない人が参加することができなくて、「代引き対応して欲しい」という意見を頂戴するのですが、代引きされてしまうと運営に1円も入らないんですね。

僕はもう酔っ払っていて、頭が回らないので、この辺の解決策を考えてください。

4月25日

《忘れないうちにメモ》

僕の会社のお金まわりや法務面を管理してくださっている「高橋さん」や「松本さん」(http://lubicchi.com/)から、

「西野さん、ヘラヘラしてますけど、このまま『しるし書店』の赤字が続くと『(株)おとぎ町』は、あと3ヶ月で倒産しますよ」

と言われたのが先日。

「だったら飲み会をして、飲み会の売上で補填しましょう」

というスーパーアイデアを放ったのが、その2秒後。

「それはイイですね!それでいきましょう!」

と言う「矢崎さん」(株式会社おとぎ町取締役)。

「飲み会で会社が息を吹き返しつつある!」

と簡単にガッツポーズを決める「高橋さん」と「松本さん」。

こんなフザけた感じで『(株)おとぎ町』はまわっています。

一昨日、『しるし書店』の宣伝をブログに書いたら、ユーザーが100人増えました。

昨日、『しるし書店』ユーザー限定の飲み会を開催したら、ユーザーが30人増えました。

きっと、この積み重ねなんだと思います。

(※現在ユーザー数は9036人)

【しるし書店ユーザー限定飲み会の効果は?】

昨夜はスナック『キャンディ』に20人の「しるし書店ユーザー」が集まりました。

最初の1時間は、本当にただただ呑みながら喋って「お互いのことを知る時間」をとりました。

そのあと、20人全員が相互フォローをして、昨日の飲み会の参加者は一気に20人のフォロワーを増やしました。

『しるし書店』は、サービスの性質上、たくさんのフォロワーを抱える必要がなくて(だって、売れる本は1冊しかないから)、それより何より、『濃い20人のフォロワー』を抱えていれば、自分の店が回ります。

昨日の最後で自分の『しるし本』のプレゼン大会をしたのですが、その時にはプレゼンターの“人とナリ”が20人全員が分かっていたので、「欲しい!欲しい!」と手が挙がりました。

『しるし書店』が、「広さ(フォロワー数)」ではなくて「深さ(信用度)」で回るサービスだと確信した瞬間でもありました。

【気づいたこと】

見城さん的な言い回しをすると『しるし書店』は、ユーザー同士が“内蔵と内蔵をこすり合わせること”が大切で、となってくると、『しるし本』のプレゼンは、文章よりも、肉声の方が相性が強い。

それも、録画したものではなく『生』で。

結論を言っちゃうと、SHOWROOMとの相性がメチャクチャ良いなぁと思いました。

もしくは、プレゼン中の『しるし本』のリンクを貼って、Facebookの生配信。

個人的には友達のSHOWROOMを推したいです。

【『しるし書店』飲み会の まとめ】

①広い関係よりも、深い関係を築くことが大切

②その為に、キャンディでの『しるし書店』ユーザー限定イベントを今後も続けていく

③『しるし書店』×生配信は勝算アリ

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