西野亮廣が半永久的に売れる商品の作り方

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2019年2月28日

おはようございます。

TOYOTAさんからの企画書をブログで公開したところ、「サロンで先に見せて欲しかったぁ~(グスン)」的なコメントをいただいて、シンプルに気持ちが悪いと思っているキングコング西野です。

さて。

現在挑戦中のクラウドファンディング「キンコン西野の新作個展『チックタック光る絵本と光る絵画展』を開催したい」で、『子供施設に絵本50冊を寄贈できる権』(10万円)という「神様しか選ばねーだろ!」というリターンを出したところ、なんと、そのリターンを選ばれる方がチョコチョコ現れて、それだでなく、Twitterでエゴサーチをしていると「50冊は無理だけど、5冊なら寄贈したいな」という人が、たくさんいて、確信しました。

「西野亮廣の絵本の“プレゼント需要”が高まっている」

プレゼントや差し入れというのは、プレゼント相手が求めていなければ『迷惑品』でしかないので、その商品に「これだと、相手は喜んでくれる」という信頼感や、「これは、まぁ、ハズレないだろうな」という安心感がなければなりません。

言ってしまえば『ブランド』ですね。

昨日、日本橋三越本店で開催中の『えんとつ町のプペル光る絵画展』(主催:プペルホテル)に行ってきたのですが、プペルホテルのグッズが最高だったんですね。

ただ一つ言うと、そこそこダサいTシャツが一緒に並べられていて、ああいう「ハズレ」を入れてしまうと、プペルホテルのグッズに対する信頼感や安心感が落ちて、グッズの“プレゼント需要”が落ちて、ホテルの売り上げは落ちると思います。

押さえておかなければならないポイントは、「皆が皆、プレゼントセンスがあるわけではない」という点で、言ってしまえば「オッサンの8割がファッションセンスがない」わけで、そこをターゲットにしているのがハイブランドです。

「オシャレとか、よく分からないけど、とりあえずGUCCIを持っておけば、それなりに見えるんでしょ?」というのがオッサンです。

なので、商品の中に「ハズレ」を入れちゃダメなわけですね。

絵本もまったく一緒ですね。

その時の流行りで作ってしまうと、その瞬間は売れるけど、それが偽物だった場合に、「あの作家の作品はハズレもある」となり、ブランド価値は下がる。

そういう人間っぽさも含めて面白がってくれるファン(自分の為に本を買う層)は押さえられても、“プレゼント需要”は確実に落ちます。

西野亮廣の絵本のプレゼント需要が上がってきている(群馬流氷科学センター調べ)ということは、「西野の絵本をプレゼントしても、まぁ、ハズレないだろ」と思ってくださる方が増えてきたということでしょう。

ここは攻めた方が良さそうです(*^^*)

お土産(差し入れ)といえば『赤福』

エンタメに投資する資金を「オンラインサロン」に頼り気味の西野亮廣エンタメ研究所(株式会社にしのあきひろ)が作らなきゃいけないのは、『赤福』のように半永久的に売れ続けるヒット商品であることは間違いありません。

その商品の売り上げを全額エンタメにブッ込むという流れです。

「半永久的に売れ続ける」となるとティシュやメモ帳のような『消耗品』でなければならないのですが、西野亮廣の文脈と外れすぎていては刺さるものも刺さらないので、今、考えられるのは『お酒』か『子供服』といったところでしょうか?

あ、商品だけじゃなくて、プペルホテルのように、『サービス』とキチンと契約を結ぶんで、「サービスが盛りたがれば、西野亮廣エンタメ研究所がエンタメに投資できる額が増える」という流れもありますね。

ガリガリに大人の話になりますが、契約さえ結べば、僕はそのサービス(会社)を全力でヒットさせにいきますので(だって、エンタメにブッ込める額が増えるんだもん)、今後は、『えんとつ町の美容室』や『えんとつ町のシェアハウス』的なものが増えていくと思います。

ライセンス契約的な話は僕の専門ではないので(これはウチのスタッフさんがイロイロやってくれているよ)、話を『半永久的に売れ続けるヒット商品』に戻します。

半永久的に売れ続けるお土産(差し入れ)といえば伊勢名物の『赤福』ですね。

正直、お餅の中で味がNo.1かどうかは知りませんが、「赤福を買っておけば間違いない」という信頼感・安心感は、お餅ランキングでダントツ1位です。

んでもって、「プレゼント」というのは、「プレゼントを買うまでに費やした時間」も付加価値としてつくので、プレゼント需要を高める為には、“買うまでに時間がかかるように”設計しなければならないわけです。

『赤福』が見事なのは、名古屋駅と大阪駅で売っているのに、東京駅で売っていないんですね。

もし、東京駅で『赤福』が売られていたら、どうなったでしょうか?

少なくとも、東京に住んでいる人は「ま、いつでも買えるし」てなって買わなくなると思います。

『赤福』は“買うまでに時間がかからないモノ”になり、お土産(プレゼント)需要が落ちるわけですね。

下手すると、「売り場面積を増やして、売り上げが落ちる」ということがありえてしまう。

この辺の考察は面白いですね。

絵本に話を戻しますね。

西野亮廣の絵本のプレゼント需要を更に高める為には…

西野亮廣の絵本のプレゼント需要を更に高める為には、引き続き、「たとえ売れようとも、クオリティーの低い作品は出さない」というルールを徹底して、作品に対する信頼感と安心感を高めることと、“買うまでに時間がかかる設計にすること”だと思います。

以前、フラっと言った「満願寺でしか買えない満願寺現在表紙カバーの『チックタック~約束の時計台~』」は結構いいラインを突いていると思います。

個人的には、札幌市時計台とコラボして、札幌市時計台でしか買えない『チックタック~約束の時計台~』を作ってみたいです。

現場からは以上でーす!

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