西野亮廣がTwitterを辞めた理由

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2019年3月5日

おはようございます。

お祭りの時に出される「焼きトウモロコシ」は、茎の部分をもう数センチ残してカットしておけば、ソフトクリームみたいに持てて食べやすいのにー!と思っているキングコング西野です。

以前、オンラインサロンで『不満』を募集したところ、坪田先生から「それをすると不満が加速しますよ」と言われて、なるほど確かに『不満』というのは、口にした瞬間に『不満度』が上がっていることが分かりました。

2ちゃんねるに文句を垂れ流すことが、まったく不毛な時間であるように、「2ちゃんねる化」したTwitterに参加している時間が個人的には無駄に思えてきて(“僕は”上手に使えないので)、2~3年前にTwitterを辞めました。

(※『検索装置』&『RT装置』としてアカウントは残しています)

んでもって、久しぶりにTwitterを開いてみると、なんだか皆メチャクチャ怒っていて、まさに不満を口にすることで不満度が上がっている模様を呈しております。

不満を目にすることで「そういえば、そうだ!許せない!」と不満が生まれている瞬間も多々。

TOYOTAさんが「女性ドライバーの皆様へ質問です。やっぱりクルマの運転は苦手ですか?」と公式Twitterでツイートしたところ、炎上したらしく、なんだか大変そうです。

今朝の『スッキリ!』では、その炎上と、堀江さんや箕輪さんや僕のオンラインサロンを特集するらしく、ゴチャゴチャっとなるので、『西野亮廣エンタメ研究所』内でTOYOTAさんの案件を進めていることは扱わないそうです。

僕的には、どっちでも良くて、とにかく今お仕事を御一緒させていただいているTOYOTAさんが無事に着地することを願っております。

ラッピングカーのニュースのリリースも少しだけ先伸ばしになると思います。

こんな世の中を眺めていて思うのは、「多くの人は技術と覚悟がないから、ツッコミでしか自分のポジションを獲得できない」ということ。

投げられた石を打ち返すことよりも、石を投げる方が圧倒的に簡単なので、皆、そっちに回ります。

マキタスポーツさんが言うところの「1億総ツッコミ時代」ですね。

このことは悲観的に捉えることもできるのですが、個人的には楽観的に捉えていて、「じゃあ、ボケに回れば一人勝ちじゃん」と考えることができますし、この現代人の病的とも呼べるツッコミ気質を上手く利用しようとも思います。

「危ないですから、白線の内側までお下がりください」

僕はよく電車を利用するのですが、駅のホームで流れる

「危ないですから、白線の内側までお下がりください」

というアナウンスに違和感を覚えます。

『危ないですから』という表現は日本語として正しいの?なんか変じゃない?

という違和感です。

きっと、この中には、僕と同じように思われている方もいらっしゃると思います。

調べたところ、昭和27年に国語審議会で「形容詞」+「です」の表現はオッケーになったみたいで、「危ないですから」は日本語として間違っていないようです。

では、なぜ、日本語として間違っていない「危ないですから」という表現に違和感を覚えてしまうのかというと、僕らが「危険ですから」という、もっとシックリくる表現を知っちゃったからでしょう。

「じゃあ、いっそのこと『危険ですから、白線の内側まで…』にしちゃえばいいじゃん!」と思っちゃいません?

僕は思っちゃいますよ。

思っちゃう人もいるでしょ?

だって違和感を覚えている人はいるし、その声はJRさんにも何度も届いたハズです。

ところがJRさんは、「危ないですから」という表現を改めません。

そこで、西野は思うわけです。

「何かの狙いがあって、ワザと“違和感”を残しているのでは?」

気になったら調べずにはいられない性分ですので、ネットで検索してみたところ、僕と同じように「ワザと違和感を残しているのでは?」と考えた人が、やっぱり数名いて、様々な仮説を立てられていました。

その中で僕が最もシックリきた仮説が、『アナウンスの目的は事故を減らすことにある』というものです。

つまり、「自然なアナウンスにして聞き流させるのと、アナウンスに違和感を含ませてツッコミを入れさすのとでは、どちらの方が事故が少なくなるか?」という。

答えは明らかに後者で、あのアナウンスに違和感さえなければ、駅のホームで「ん?」と思うことも、こうして「白線の内側までお下がりください」について議論することもありませんでした。

もちろん、JRさんがここまで考えてやっているかどうかは分かりません(たぶん、昔の名残を変えられずに残しているだけだと思う)。

ですが、結果的に『事故を減らす』というJRさんの目的は達成しているわけです。

この理屈で街をデザインすると、たとえば交通事故の多い交差点の信号機は少し斜めに傾けておいた方がいいでしょうね。

(※【参考画像】=最後に添付しているプロミスの看板)

「正しいこと」がいつも問題解決してくれるとは限らなくて、「おや?」「ん?」「ここ、間違っていない?」を含ませることが、事故を減らしたり、販売に繋げたり、誰かを助けたりすることもあるということを忘れないようにしておこうと思いました。

現場からは以上でーす。

【追伸】

リターン(満願寺限定表紙の絵本)を追加しましたー↓

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