西野亮廣がオンラインサロンで安定収入を確保する方法

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2019年3月10日

おはようございます。

『えんとつ町のプペル美術館』の柵を打ちに、新幹線に乗って兵庫県川西に向かっているのですが、現地が大雨という情報が入ったので、名古屋で降りて引き返そうかと思っているキングコング西野です。

(※…のハズでしたが、執筆中に現場に着いてしまい、今に至ります)

さて。

今日は『オンラインサロン』のお話です。

前回のクラウドファンディングで『キンコン西野があなたの会議に参加する』というリターンがありまして、最近、いろんな会社の会議に参加させていただいているのですが、「自分もオンラインサロン(オーナー)をやりたい」という方が結構な割合でいらっしゃいます。

目的の多くは「収入を安定させたい」です。

結論から申し上げますと、“オンラインサロンをやっても収入は安定しないし、安定しないどころか、よっぽど技量がない限り、時間(お金)を吸いとられます”。

オンラインサロンは『不労所得』のように捉えられがちですが、とんでもありません。

サロンメンバーの入退会は毎日のようにおこなわれていて、当然、面白くなかったら退会されてしまうわけで、オーナーは“サロンを面白くし続けなきゃいけません”。

こんなことを言うと、

「いやいや、私がやりたいのは、オーナーが積極的に発信するサロンではなくて、オーナーは場所だけを提供して、メンバー同士が発信し合うサロンなんです」

と返ってくるのですが、『オーナーが場所だけを提供するサロン』は、1~2年前の全サロンオーナーが抱いた理想であり幻想で、現実は、「サロンオーナーがコンテンツを発信し続けないと『場所』にならない」です。

発信量の参考として、キングコング西野がオンラインサロンを維持する為に発信しているコンテンツは『年間60件の講演会』と『1日1万文字の文章』です。

1日1万文字(月に30万文字)というのは、だいたい、ビジネス書を毎月5冊刊行するペースです。

もちろん、中身のない発信では意味がないので、ビジネス書を毎月5冊は刊行できるぐらいのインプットをしておかなくちゃいけなくて、当然、そのインプットにも時間がかかります。

『不労所得』どころか、『重労働所得』で、ついでに言うと『西野亮廣エンタメ研究所』はサロンの売り上げを全額エンタメにブチ込んで(例:サロンを面白くする為に、15億円の美術館を作る)、それもコンテンツにしているので、『所得』にもなっておりません。

これは僕だけではなく、堀江さんにしても、箕輪さんにしても、サロン外でキチガイ的に発信されて、ようやくサロンがトントンといったところです。

あの量の発信、できます?

たぶん、無理だと思います。

オンラインサロンを運営するのは、おおいに結構なのですが、考えなければいけないのは、“オンラインサロンを維持する為に投下しなければいけない時間”です。

きっと、皆、「オンラインサロン」に夢を見すぎで(『西野亮廣エンタメ研究所』が夢を見させて過ぎている部分もあると思う)、「収入を安定させる」ことが目的なのであれば、異常な能力がない限りは、ローソンでアルバイトしていた方が収入は安定します。

ちなみに、『西野亮廣エンタメ研究所』は、「どのブログ記事で、どれぐらいの入会者がいて、どの広告がどれぐらい刺さって、その入会者が、どれぐらいの期間、滞在しているか?」を調べる(国内トップレベルの)解析スタッフがいたり、退会者のケアをするスタッフがいたり、オンラインサロンの収益を管理するスタッフがいて、当然、そこに人件費が発生しています。

たとえば、『西野亮廣エンタメ研究所』は、都内と田舎で、配っているフライヤーが違います。

田舎で、イケているフライヤーを配ってしまうと「私なんかが入って大丈夫だろうか?」という不安を生んでしまうので、田舎で配っているフライヤーはダサくしています。

こんなことをイチイチ考えて、実行するスタッフがいて、その人件費が発生しています。

くれぐれも言っておくと、オンラインサロンは「収入を安定させる装置」ではありません。

サロンを立ち上げたら、最初は御祝儀的にメンバーが集まりますが、半年も運営すると、まもなく退会者が続出します。

「オンラインサロンは辞めておけ」という話ではなくて、「ビジネスを設計する際に、収入源としてしまうのは辞めておけ」という話です。

夢を叶えたいのであれば、オンラインサロンに夢を見ない方がいいと思います。

現場からは以上でーす。

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