西野亮廣がリピーターを生む方法を

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2019年3月28日

おはようございます。

今日は朝の7時前から、けんすうサンとLINEで「西野のポコチンには宇宙人に拐われたときに埋め込まれた紋章がある!」という話で盛り上がってしまい、ふと我にかえって、死にたくなっているキングコング西野(38歳)です。

探さないでください。

さて。

これは僕に限った話ではなくて、お客さん商売をしている人全員に通じる話だと思うのですが、僕らの仕事は「リピーター」が生まれないと回りません。

その為には「前に行った西野のイベント、楽しかったなぁ」と思い出してもらわなきゃいけないし、当たり前ですが、そこで思い出す思い出は、なるべく楽しい方がイイです。

リピーターを生む為には…

①思い出してもらわなきゃいけない!

②思い出してもらう思い出は、なるべく楽しい方がイイ!

この二つをクリアしなきゃいけないわけですね。

①に関しては、以前お話ししましたね(根性で記事を遡ってください)。

イベント会場の匂いを一つにして(ディズニーランドなら『キャラメルポップコーン』)、イベント会場の音楽を一つに絞る。

すると、日常で、その匂いや音楽が流れた時に、ふと思い出します。

「そういえば、前にディズニーランドに行ったのは、2年前か…そろそろ行こうかな」といった具合に。

思い出させる装置としての「匂い」や「音楽」ですね。

ここまでの話が①ですね。

そして、ここから②「思い出してもらう思い出はなるべく楽しい方がイイ!」という当たり前のことについての僕の考えをお話しします。

『思い出』って何だ?

エンターテイメントにおいて、僕が一番興味があるのは「記憶の補完」です。

たとえば、メチャクチャ仲の良い友達のA君と行った沖縄旅行で、天候は決して『晴天』とは呼べない、少し曇り気味。

でも、メチャクチャ仲の良い友達との旅行だから、何をしても楽しくて、結果として「A君と行った沖縄がメチャクチャ楽しかった」という感想を持った。

これが何年か経つと、「A君と行った沖縄旅行がメチャクチャ楽しかった」という情報だけが残り、もはや当日の天気のことなど覚えちゃいない。

そして、そこから更に時間が経つと、「沖縄旅行が楽しかった=天気は晴れ」という記憶補正がかかり、結果、事実を変えてしまう。

ここで面白いのは、僕たちは「どこからどこまでが事実で、どこからどこまでが補完した記憶なのか?」の区別がつかないということ。

つまり『思い出』というのは、「事実」ではなくて、「事実+補完した記憶」ですね(*^^*)

僕らエンターテイナーで現場で提供できるのは「事実」です。

この「事実」のクオリティーを上げることは当然やった上で、「思い出してもらう『思い出』はなるべく楽しい方がイイ」わけですから、「補完してもらう記憶」のクオリティーも上げた方がいいですね。

たとえば。

先日、日本橋三越でサロンメンバー30人と『呑み会』があったんです。

この『呑み会』の思い出を、より良い『思い出』にしてもらう為に、(僕は仕事の都合で参加できませんでしたが)「2次会に行きたい人は、2次会に行きたい人同士で集まって、一緒に行っちゃってくださーい」と案内したんです。

んでもって、その2次会が盛り上がれば盛り上がるほど、お客さんの中で数ヵ月後に「記憶の補完」が発動して、キングコング西野がいた1次会(呑み会)までもが楽しくなるわけですから、お客さん同士の距離が縮まって、2次会が盛り上がるように参加者全員に『名札』を用意してみました。

こういった「補完する記憶」も丁寧にデザインすることが、リピーターの獲得に繋がると思います。

現場からは以上でーす。

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