西野亮廣が販促ポスターのデータを公に出した理由

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2019年3月29日

おはようございます。

もう4月になろうとしているのにこの寒さ。「今回こそは春が来ないんじゃないか?」と不安になっているキングコング西野です。

さて。

毎日、仮説&検証を繰り返して、当たったりハズレたりしています。

今朝のブログに書きましたが…よくよく考えてみると、僕らがポスターを作ったり、ポスター貼ったりしている、その目的は「より多くの人にポスターがき見られること」です。

であれば、「より多くの人にポスターが刷られた方がイイ」わけですから、『チックタック~約束の時計台~』の販促ポスターのデータを公に出してみました。

(※販促=購買意欲を促す)

販促ポスターであろうと、その作家や作品にファンがいれば、その中には、部屋に貼りたい人もいれば、自身の店に貼りたい人もいれば、新作の宣伝に協力したい人もいるわけで…そう考えると、「どうしてこれまで販促ポスターのデータをオープンにしていなかったのだろう?」とすら思えてきます。

とこかに「販促ポスター=コンテンツ提供者側が作り物」という意識があったのだと思います。

もっともっと頭を柔らかくせにゃならんですね。

You’re the star

僕はディズニーが大好きなのですが、大好きだからこそ「超えよう」と思います。

んでもって、超えるからには、ディズニーが打ち出している競技で競争してはダメで、まったく別競技、別コンセプトを打ち出す必要があると思っています。

そこで、僕が作っているエンタメのコンセプトは、「You’re the star」で、つまるところ、「お客さんにミッキーマウスを見せるエンタメ」ではなく、「お客さんにミッキーマウスになってもらうエンタメ」です。

主役は「お客さん」です。

このコンセプトでエンタメを再構築していくと、たとえば、『情報解禁日』という(作り手とお客さんを分離してしまう)概念がそもそも「You’re the star」のコンセプトから外れていることが浮き彫りになり、「そっか。だったら、『情報解禁日』とか辞めちゃおう!」という判断に至ります。

今回の「ポスターのデータ」にしてもそうです。

コンセプトを明確に打ち出し、「僕らは、こういうルールでやっている!」と胸を張って言っていくには、コンセプトから外れたアクションは、“たとえ売り上げが上がろうとも”やっちゃダメで、それで言うと最近は、「僕らには『着ぐるみ』が要らないんじゃないか?」と思っています。

着ぐるみ=主役

その空間に『着ぐるみ』という主役がいる以上、お客さんは主役になれず、お客さんは「主役を見守る人」になってしまいます。

『着ぐるみ』さえあれば、キャラクターとのツーショット撮影も提供できるし、キャラクターショーだってできます。

逆に『着ぐるみ』がいないと、提供できるエンタメの手数は圧倒的に減ってしまいます。

ですが、「『You’re the star』を謳うなら、その勝負は仕掛けなきゃいけないんじゃないか?」と思い始めています。

つまり、「『えんとつ町のプペル美術館』から、プペルの『着ぐるみ』を外して、その逆境の中で、お客さんを満足させるアイデアを思いつかなきゃいけないんじゃないの?」です。

目先の売り上げなんかよりも、コンセプトを大切にした方が良くて、その角度からでしか世界のエンタメなんて獲れないと思っています。

「『えんとつ町のブペル美術館』にプペルやルビッチの『着ぐるみ』がいれば、子供が喜んでくれることは容易に想像できるのですが、そこに逃げるのは辞めて、僕らは僕らのコンセプト(世界観)の中で、『着ぐるみ』に代わる、お客さんを主役にする新しいエンタメを探しませんか?」という提案です。

こんなこと言っておいて、半年後に「やっぱ『着ぐるみ』は必要!」とか言い出したらゴメンね(*^^*)

現場からは以上でーす。

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