西野亮廣がアンチ西野との付き合い方

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2019年4月24日

おはようございます。

フィリピンに飛んだ日にフィリピンで地震が起きて、フィリピン料理屋が閉まっちゃって、フィリピン初日の夜に日本料理屋に行ったキングコング西野です。

風情もヘッタクレもありません。

さて。

昨夜、サロンメンバーさんから、「西野さんの近大のスピーチ、YouTube上では絶賛されていますが、Twitter上では最後の部分だけ切り取られて炎上してますよ」と教えていただきました。

おおよそ察しがつきます。

あのスピーチのメインは「伏線回収」なのに(自分で言うの恥ずかしい)、最後の時計の「喩え話」だけを受けちゃって、「世の中、そんなに甘くねーぞ」的な批判でしょう。

連絡をくれたサロンメンバーは「大丈夫ですか(>_<)?」と心配してくださっていたのですが、これまで8万回(今回で、ちょうど8万回!)炎上しているキングコング西野にしてみると、屁でもありません。

「屁でもねーよ」という強がりとかじゃなくて、本当に屁でもねぇんです。

おそらく皆さんも、ご自身の表現活動に『アンチ』が発生して、悪戯に炎上させられることもあると思うのですが、それが「いかに屁でもないことか」を説明しますね。

そもそも『アンチ』は敵じゃない

絵本作家であろうが、焼肉屋さんであろうが、大前提として、僕らの活動は広まらなければ始まりません。

広まらなければ廃業してしまうわけですね。

そこで「広告」というものが生まれて、僕らは「広告費」を支払って、「広告」を出すわけですが、“広告の広告効果”というのはピンキリで、そもそも世間は「広告」を嫌っています。

こうなってくると、「広告費をかけずに効果的に広める方法」を探さなくちゃいけません。

それは一体何でしょうか?

早漏なので、もう答えを言っちゃいますが、その答えは『議論』です。

数年前に『アイスバケツチャレンジ』(バケツの水をかふわるヤツ)が世界的に大流行しましたが、あそこまで流行った理由は、そこに『是/非』があり、議論が延々続いたおかげで「終わらない広告」となったからです。

その結果、たくさんのお金が集まり、たくさんの人が救われました。

あの企画に全員が賛同していれば、あれだけの人を助けることはできなかったでしょう。

目的を見誤っちゃいけなくて、『アイスバケツチャレンジ』の場合だと、その目的は賛成派の比率を増やすことではなくて、「一人でも多くの人を助けること」で、その為に反対派が必要であれば、反対派を殺してはいけません。

拡散装置として『アンチ』は必要なのですが、多くの人は「目的」を後回しにして、感情で『アンチ』を潰しにかかるので、ここは気をつけた方がいいと思います(*^^*)

そして、『アンチを潰しちゃいけない理由』を、もう一つだけ。

人は自分のボジションをとりたがる

昨日、ホームレス小谷と、こんな話になりました。

「俺たち、学生時代は皆、GLAYが好きだったけど、『GLAYが好き』と言っちゃうとベタだから、BLANKEY JET CITYやミッシェル・ガン・エレファントを好きになりに行ったよなー」

音楽に限らず、様々なシーンで、同じような経験をした方がいると思います。

ここでのポイントは「好きになっちゃった」のではなく、「好きになりに行った」という点です。

今でも僕はBLANKEY JET CITYが大好きですが(だって絵本みたいだもん!)、最初は「変な声だなー」という感想を持っていました。

それでも、「BLANKEY JET CITYが好き」と言うと、学校のクラスの中で“自分のポジションを獲得できるので”、変な声にめげずに何度も何度も聴いているうちに、本当にBLANKEY JET CITYが好きになってしまいました。

どうやら僕らは自分の『好き』に嘘をついてまで、自分のボジション獲得を優先してしまうようです。

一種の防衛本能でしょう。

面白いですね(*^^*)

つまり……

全員が賛同しているものには、必ず、「いや私は逆に…」というポジションを取ろうとする人(キングコング西野の交流会に来て「私は西野さんには興味がないんです」とかワザワザ言っちゃうような人)が現れるし、全員が批判しているものに対しても、「いやいや、自分は皆と違って…」とボジションをとりにくる人が現れる。

僕がメチャクチャ恵まれているのは、僕に対する批判が「毎回、すこぶる雑」という点で、「反対のポジションを取りにいく人に点数が入りやすい(=ファンが生まれやすい)」といったところだと思います。

僕がTwitterで僕の批判をリツイートしている理由は、そこにあります。

雑な批判は『議論』も生んでくれるし、『ファン』も増やしてくれるので、雑な批判ほど自分達の活動の後押しになっているものはなくて、

性格が悪い感じでまとめると、

「アンチほど旨い飯はない」

です。

僕らが見なきゃいけないのは「目的」で、その為に『アンチ』が必要であれば、『アンチ』は絶対に手放しちゃダメです。

現場からは以上でーす。

入会ページのリンクはこちら

コメント

タイトルとURLをコピーしました