西野亮廣が週刊文春のネタに反応する人を

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2018年6月9日

昨日の話(『普通の人達』を狙う話)の続きになるんだけれど、やっぱり僕は世界を獲りたいので、「ターゲット層を拡げる」というのは大きな宿題だ。

たとえば、『polca』というクラウドファンディングの友達版がスタートした時。

お友達の家入さんが作ったサービスだったので、宣伝したくて、新宿から五反田駅に帰るまでの電車賃を募集してみた。

説明するのも恥ずかしいんだけれど、これは、「ボク、電車賃が無いので家に帰れないんです」

「お前、絶対に嘘だろ!」

「てへぺろ」

というファンの方とのコミュニケーションで、

もちろん『新宿→五反田』の電車賃が無かったわけではない。

「家に帰れない」とか言いつつ、募集期間中にイタリアやスペインに行っていた。

その時も「新宿から五反田に帰る電車賃が無いから、今、スペインにいるんだけれど、やっぱり新宿から五反田に帰りたいので、電車賃をちょうだい」と言った。

もちろん「バカ野郎、この野郎」というツッコミ待ち。

(※こんな説明は本当にしたくないっ!恥ずかしい!)

集まったお金は、新宿から五反田までの電車賃に使い(200円ぐらい)、支援者の方と相談して、残ったお金で五反田駅の『広告看板枠』を買って、何を宣伝するわけでもなく、五反田駅の駅員さんに向けて「いつもありがとうございます」というポスターを作った。

これを受けて、アンチの方は「詐欺だ~!」と叫び、それ自体はアンチの方の通常運転だし、アンチの方もさすがに本気で「詐欺だ!」と思って言っていないと思うので問題はないんだけれど、

問題は、

それに対して「本当だ!ヒドイ!」と本気で受け取ってしまう人が一定数いるということ。

「いやいや、さすがに分かるでしょ」が通用しない層がいて、ターゲット層を拡げようと思ったら、そこを「なんで分からないの?バカなの?」と否定しちゃダメなんだよね。

「どうして分からないのか?」を理解しにいかなきゃいけない。

えっと…たとえば、他人の不倫に対して、自分が被害を被ったわけでもないのに、皆、とにかく口を出すじゃない?

「不倫はよくない!」とか「不倫サイテー!」だとか。

当然、週刊文春からすると「不倫を取り上げたら、これだけ反応してもらえるんだったら、もっともっと不倫しているタレントを探そう」となる。

つまり、国民全員が週刊文集に餌をあげている状態だよね。

んでもって、週刊文春が小室哲哉さんの不倫をスッパ抜いて、小室哲哉さんを引退まで追い込んだ時に、国民は「文春サイテー」と週刊文春を叩いた。

この一連の行動が僕はまるで理解ができなくて、「なんで、皆で、文春に餌をあげて小室哲哉さんを殺しておいて、文春をバッシングするの?」と思うんだけれど、それでも、その不思議な行動をしている大多数の人達のことを理解しないといけない。

これらはロジック(正論)が通用しない問題なので、メチャクチャ難しい。

「他人の不倫を叩く奴らって本当にバカだよな」と言ってポジションを獲得することは簡単だけれど、そこで獲得したポジションのパイは小さい。

こちらから寄り添いに行って、深く理解する必要がある。

行動する人達(または行動しようとしている人達)に対して「意識高い系」と揶揄する理由は分かる。

行動しない自分を肯定する為だ。

ただ、だからといって、言い返して論破しちゃダメ。

彼らを取り込まないと次のステージには行けないので、そこは賢くやらなくちゃな。

僕も頑張るので、一緒に頑張ってもらえると嬉しいです。

そして、僕が「うるせーな、バカ!」と切り捨てるようなことをしていたら、「ここはもっと上手くやりましょう」とコッソリ耳打ちしてくれると嬉しいです。

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