この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2018年6月25日
次回作『ほんやのポンチョ』について、少しだけ。
自分の成功体験から抜け出せずに死んでくクリエイターの先輩方をたくさん見てきたので、「『えんとつ町のプペル』のようなもの」を立て続けに作りたくはなくて、『ほんやのポンチョ』を制作することになりました。
『ほんやのポンチョ』で実験していることは以下の6つ(たぶん、探せば他にもあるけど)。
①読み気かせサイズ(全20ページ)にした。
②読み気かせしやすいように、文字数を限界まで削り、文章をすべて「5.7.5」調にした。
③キャラクターをピンクで丸々にして、玄人ウケが悪そうなキャラクターにした。
④『えんとつ町のプペル』のような「大きな感動」をストーリーから排除し、感動点数は30点ぐらいにした。
⑤英語の教材としても使えるように、英訳を大きく表示する。
⑥『しるし書店』の宣伝である。
知りたいのは、この本がどれくらいの方に受け入れられるのか。
意外と面白がってもらえるかもしれないし、「今回はハズレだね」と言われるかもしれない。
どっちに転んでもデータがとれるので、オッケー。
ただ一つ言えることは「豪速球なんて、いつでも投げられるけど、豪速球ばかり投げていては、いつか必ず見切られてしまう」ということ。
※ちなみに、その次に出す『チックタック ~約束の時計台~』は豪速球です。
スローボールと豪速球を交互に出していって、「今回はスローボールを投げてきたんだな」ということまで面白がってもらえるようになれたら最高だ。
『ほんやのポンチョ』の目標部数は「10万部」。
はてさて今回はどんな方法で届けようかしら。
オンラインサロンのオフ会として、スナック『キャンディ』で、「ほんやのポンチョ」の宣伝会議をやりたいな(ただの飲み会になりそうな気もするけれど)。
ちなみに『ほんやのポンチョ(サイン入り)』予約販売サイトはコチラ↓

今は、『ほんやのポンチョ』の表紙の制作に入っています。
添付している画像はラフ画です(キャラクターの顔がちょっと怖いww)。
①と②と③で、どれがいいっすか?
ご意見お待ちしておりまーす。
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