西野亮廣が芸人事情を

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2018年6月26日

あまり大きな声で言えないので、こちらの方で。

ここ最近聞く30代以下の芸人仲間の話からは、ある種の『手詰まり感』が漂っています。

「先輩が全然引退しない問題」は昔から言われていることですが、そこに加えて昨今の「規制、規制、ときどき自主規制問題」、そして、「これからテレビの広告費はどんどん削られていくんじゃねぇの?問題」です。

「先輩は引退しないから団子レースだし、テレビで面白いことができなくなってきているし、さらに広告費まで削られたら、俺達、どうしたらいいの?」

そんな声が聞こえてきます。

全て事実だし、全て避けようがないので、抗うのではなく、それらを踏まえて動くべきだと僕は考えます。

その上で、押さえておかなきゃいけないポイントがあります。

それは、「すべてのエンターテイメントの核は『共感』である」ということです。

下品な言い方をすると「共感させたもん勝ち」です。

尾崎豊であろうと、西野カナであろうと、「わかるわかる。私の気持ちを代弁してくれてありがと」です。

(恥ずかしいですが)自己分析すると、僕の場合は「挑戦して、村八分に遭っているような人達」の気持ちが代弁できていて、その人達の共感を獲得できているのだと思います。

※同時に、“挑戦して村八分に遭い続けなければならない”という悲惨な運命を背負っています(つらたん!)

当然、自分と同じ境遇の人が多ければ多いほど、「共感レース」の勝率は上がります。

となってくると、(日本で活動する)表現者として勝ちやすいのは、人口ピラミッドが盛り上がっている世代(ベビーブーム、第2次ベビーブーム)で、

タモリさん&ビートたけしサンの世代や、

今の40代中盤~後半の世代が圧倒的に有利です。

こと、テレビになってくると『視聴率』という数(広さ)の勝負になってくるので、僕の結論としては、「人口の少ない僕ら世代が『数の勝負』をするのってナンセンスじゃね?」です。

収入の話をすると、「広さ(数)で勝負をしても勝てっこないんだから、深さの勝負をして、スポンサーさんからの広告費ではなくて、お客さんからのダイレクト課金に切り替えた方が良くね?」です。

30代以下の芸人は、ここの切り替えができなきゃいけないし、当然、芸能事務所もここを取りにいかないといけません。

GLAYさんの事務所とかは上手くやっているんだけれど、今、「ダイレクト課金」が上手くやれている事務所は、あまり多くありません。

僕個人的には、吉本興業がこれまでどおり広さ(広告費で生きる生き方)を押さえつつ、深さ(ダイレクト課金で生きる生き方)を押さえにいってくれるとありがたいので、そのお手伝いはしたいと思っています。

夏に立ち上げるクラウドファンディング『シルクハット』がその一翼になれば。

少なくとも、今年の夏以降は、僕に入ってくるダイレクト課金の一部(手数料)を吉本に入れることができます。

本当はオンラインサロンビジネスも吉本興業がやれたら面白いんだけれど、今はまだ、オンラインサロンを運転し続けられる芸人の数が少なすぎるので、たぶん(今はまだ)管理コストの方が上回ってしまうというのが僕の予想です。

意外と吉本愛の強い西野氏でした。

#西野のオンラインが面白いって呟いてくれてもいいよ

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