この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2018年6月28日
面白いデータがありまして……
以前、
通常版(2000円)の『えんとつ町のプペル』と、
ボッタクリ版(2500円)の『えんとつ町のプペル』を、並べて売ってみたんです。
もちろん内容は同じ。
一つだけ違うところは、2500円のボッタクリ版は、「ボッタくった分『500円』をプールしていって、プールした分で『えんとつ町のプペル』を買って、海外の子供にプレゼントします」としたのね。
そしたら、2500円のボッタクリ版の『えんとつ町のプペル』の方が売れた。
ここから読み取れるのは、僕らが買い物をする時は、「安い方」を選んでいるわけではなくて、「買う理由が高い方」を選んでいるということ。
「自分のプレゼントで誰かを幸せにできる」というのは、買う理由として、かなり高いということが分かった。
その話をマネージャーの須藤くんにしたところ、
「西野さんのオンラインサロンをプレゼントしたい人って、いるんじゃないですか? たとえば、まだクレジットカードが作れない自分の子供とかに」
と言われた。
なるほど。
オンラインサロンのプレゼントかぁ。
実際にやるとなると、いくつか整理しなくちゃいけないことがあるので、まずは、そもそもそんな需要があるかどうかが知りたいな。
ご意見をお聞かせください。

《忘れないうちにメモ》
僕の会社のお金まわりや法務面を管理してくださっている「高橋さん」や「松本さん」(http://lubicchi.com/)から、
「西野さん、ヘラヘラしてますけど、このまま『しるし書店』の赤字が続くと『(株)おとぎ町』は、あと3ヶ月で倒産しますよ」
と言われたのが先日。
「だったら飲み会をして、飲み会の売上で補填しましょう」
というスーパーアイデアを放ったのが、その2秒後。
「それはイイですね!それでいきましょう!」
と言う「矢崎さん」(株式会社おとぎ町取締役)。
「飲み会で会社が息を吹き返しつつある!」
と簡単にガッツポーズを決める「高橋さん」と「松本さん」。
こんなフザけた感じで『(株)おとぎ町』はまわっています。
一昨日、『しるし書店』の宣伝をブログに書いたら、ユーザーが100人増えました。
昨日、『しるし書店』ユーザー限定の飲み会を開催したら、ユーザーが30人増えました。
きっと、この積み重ねなんだと思います。
(※現在ユーザー数は9036人)
【しるし書店ユーザー限定飲み会の効果は?】
昨夜はスナック『キャンディ』に20人の「しるし書店ユーザー」が集まりました。
最初の1時間は、本当にただただ呑みながら喋って「お互いのことを知る時間」をとりました。
そのあと、20人全員が相互フォローをして、昨日の飲み会の参加者は一気に20人のフォロワーを増やしました。
『しるし書店』は、サービスの性質上、たくさんのフォロワーを抱える必要がなくて(だって、売れる本は1冊しかないから)、それより何より、『濃い20人のフォロワー』を抱えていれば、自分の店が回ります。
昨日の最後で自分の『しるし本』のプレゼン大会をしたのですが、その時にはプレゼンターの“人とナリ”が20人全員が分かっていたので、「欲しい!欲しい!」と手が挙がりました。
『しるし書店』が、「広さ(フォロワー数)」ではなくて「深さ(信用度)」で回るサービスだと確信した瞬間でもありました。
【気づいたこと】
見城さん的な言い回しをすると『しるし書店』は、ユーザー同士が“内蔵と内蔵をこすり合わせること”が大切で、となってくると、『しるし本』のプレゼンは、文章よりも、肉声の方が相性が強い。
それも、録画したものではなく『生』で。
結論を言っちゃうと、SHOWROOMとの相性がメチャクチャ良いなぁと思いました。
もしくは、プレゼン中の『しるし本』のリンクを貼って、Facebookの生配信。
個人的には友達のSHOWROOMを推したいです。
【『しるし書店』飲み会の まとめ】
①広い関係よりも、深い関係を築くことが大切
②その為に、キャンディでの『しるし書店』ユーザー限定イベントを今後も続けていく
③『しるし書店』×生配信は勝算アリ
入会ページのリンクはこちら
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