芸能人の信用度

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。

2018年8月7日

先日の『サーカス!』で、お話したことを、ここでも、あらためて簡単にお話しますね。

とっても大切な【お金】の話です。

座標軸を書いて、縦軸を『認知度』とし、横軸を『信用度』とします。

上に行けば行くほど有名人で、右に行けば行くほど、信用度の高い人という整理です。

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YouTubeのレビュー動画を見て買い物をする子

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以前、スタッフの甥っ子が、まったく再生回数が稼げていない無名のオッサンYouTuberのレビュー動画を見て、その商品を買うか買わないかを決めていました。

「なんで、そんなの見るの?」

と訊いたところ、彼は、こう答えます。

「タレントさんは演技できるから(上手に嘘がつけるから)、その商品が良いかどうかが分からないんだよ」

実に本質的な意見です。

タレントさんの中には、CM出演料をもらって、自分が使ってもいない商品やサービスを宣伝する方がいらっしゃいます(くれぐれも、全員が全員じゃないよ!)。

『タレント』のカテゴリーの中に“そういう人”が混じっている以上、タレントは「嘘がつける人」という見られ方になってしまいます。

彼の中で、テレビタレントというのは、「有名だけども、信用度が低い」という位置付けになるのでしょう。

座標軸で見ると、左上(第2象限)です。

一方、彼の中で“不味いものを不味そうに食べる”素人オッサンYouTuberは、「無名だけども、信用度が高い」という位置付けになるので、右下(第四象限)にあたります。

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ホリエモンや箕輪さんは、どこだ?

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堀江さんや幻冬舎の箕輪さんは、どこに入るでしょうか?

彼らは決して嘘をつきません。

相手が権威でろうが、つまらないモノには正直に「つまらない」と言います。

美味しいモノを「美味しい」と言い、

不味いモノを「不味い」と言って、

それで炎上しようが、おかまいなしです。

つまり、「有名で、信用度が高い」ので、右上(第1象限)にあたります。

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それぞれの領域で『収入源』が違う

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いろんな人をこの座標軸に当てはめていくと、更に分かりやすく見えてくるのですが、実はコレ、領域ごとに『収入源』が違うんですね。

左上の人達の収入源は『広告費』です。

「上手に演じてくれる有名人に、スポンサーがお金を払っている」という状態ですね。

一方、右側の人達の収入源は、『ダイレクト課金』なんですね。

お客さんから、直接、お金をいただいている。

「VALU」や「TimeBank」や「オンラインサロン」は右上の人達が勝っているし、「しるし書店」や「レターポット」は右下の人達が勝っています。

「クラウドファンディング」は右上よりの人が勝っています。

「SHOWROOM」は右下の人が右上に行く装置と言えるでしょう。

いずれにせよ、右半分にポジションをとっている人の収入源は『ダイレクト課金』です。

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今後の展開

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薄々お気づきかもしれませんが、僕も右上にいます。

そして、左上にいる人よりも、右上にいる人の方が、最近、なんだか楽しそうにしてません?

ロケットを飛ばしたり、ボクシングをしたり、美術館を作ったり…肩書きを越えて縦横無尽な暴れっぷりです。

「左上に行くよりも、右上に行きたい」という人が増えるのは時間の問題だと思います。

実際、ビジネス書(自己啓発本)なんかは、右上にいる人の本しか売れてません。

それと、もう一つ。

いいかげん、企業も、左上にいる人には“それほど広告効果がない(広告効果がなくなってきた)”ということに気づく思います。

つまり、左上にいる人に充てられていた広告費が削られ始めるという話です。

書籍の帯コメント(推薦コメント)では、それがもう始まっていて、昔は有名タレントさんが推薦コメントを書いていれば売れていたのに、最近は、有名タレントさんの推薦コメントを見る機会が減りました。

有名タレントの推薦コメントに広告効果が無いことがバレ始めたのだと考えられます。

帯コメント業界では、左上の人への『広告費』が削られてきているということですね。

最近、僕は帯コメントの依頼をメチャクチャいただきます。

(どれだけお金を積まれても99%断ります。本当に面白い本しかオススメしない)

今後、この「帯コメント現象」はいろんなところで起こることが予想されます。

時代(お金が落ちる領域)は、ゆるやかに左から右へ移動しています。

このことを踏まえた上で、自分はどこにポジションを置くかを考えると未来が少し見えてくると思います。

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