レストラン型のエンタメからBBQ型のエンタメへ

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2019年6月22日

おはようございます。

今になってSuperflyにハマっているキングコング西野です。

やっぱ、Superflyだよねー!

さて。

昨日は、レンタル会議室『ZIP』でサロンメンバー10人とお喋りした後、東大で講義。

大学生が面白いのは、「住んでいた地域」でインプットしている情報がまったく異なっていて、インターネットにも距離(都会と田舎)を感じられること。

僕は、情報感度が高い人の方が『有利』だとは思っていますが、『偉い』とは思っていなくて、「そっか、◯◯はまだ世間に通用しないんだなぁ。話が伝わる他の言い回しがないかなぁ?」と“知らない人”から学ばせてもらうことがたくさんあります(※それもあって寄席に出ています)。

一方で、“知らない人”が、“知っている人”から学ぶこともあって、昨日のように「大学生」で集めてみると、同い年なのに、とっくに行動している人を目の当たりにして、「悔しい!僕も頑張る!」と言っている子がいて、メチャクチャ健全だなぁと思いました。

学生勉強会は定期的にやろうと思います。

(※もちろん、他の世代の勉強会もします)

そんな中、『ZIP』で、尾原和啓さんと山口周さんのトークショー『「役に立つ」より「意味がある」時代のニュータイプ原理』が7月1日に決まりました。

参加できるのはサロンメンバーだけで、10名限定です。

▼【SOLD OUT!】

http://nishino.thebase.in/items/21364571

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本題です

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前置きが長くなりましたが、本題です。

時代は猛スピードで変わります。

常に次の一手の準備をしなければならないので、『自分が結果を出せていない原因』を分析するのも大切ですが、『自分が結果を出せている理由』を分析するのも、とても大切だと考えております。

多くの人が後者の考察をサボりがちですが、自分が結果を出していれば、追随するように競合が増えて、まもなく「スタンダード」になり、そこから数年もすれば、今度はその「スタンダード」の反対にポジションをとる人間に注目が集まり、そこに価値が発生するので、「結果が出せている自分を潰す方法を誰よりも先に見つけて、誰よりも先に自分を潰しに行くボジションを自分が獲得する」というようなことを西野は裏でコッソリやり続けています。

25歳の頃に自分がやっていた番組が日本で一番視聴率をとって、たぶん日本の若手芸人の中では一番売れましたが、それが長続きするわけがないと思ったので、「結果を出している25歳のキングコング西野がやれていないこと」を探して、今に至ると思います。

今のやり方で「しばらくイケる」と確信したのは、2~3年前にゲストで出させてもらった『にけつッ!』という番組で、MCの千原ジュニアさんやケンドーコバヤシさんをはじめ、会場に集まっているお客さん全員に、自分がやっていることがまったく伝わらず、小バカにしたように笑われた時でした。

当時はクラウドファンディングで町を作っていたのですが、リターンに『西野と一緒に井戸が掘れる権』があって、それについて、「お客さんに金を払わせて、働かせるなんてww」といったイジリだったと思います。

僕が日本の芸能界に仕掛けたのは、ザックリ言うと大きく二つです。

①収入源を『広告』から『ダイレクト課金』にした。

②『レストラン型(完成品を届ける)のエンタメ』から、『BBQ型(一緒に完成させる)エンタメ』にした。

まだ世間一般には浸透しておりませんが、日本のエンタメがコッチ側に進むのは時間の問題だと思います。

流れが変わってしまったので、ここからは勢いを増すばかりで、一タレントや、一芸能事務所が、力技でどうにかできる話ではありません。

そんな中、西野が考えるのは①と②で結果を出したヤツを潰す方法です。

今のところは、『生身の身体を捨ててデータになる』ぐらいしか思いついていませんが、一つ言えることは、「今のボジションに長居するつもりがない」ということです。

写真加工アプリなんてその始まりで、『バーチャル』と『リアル』という、「人間が自分の身体を二つ持つ時代」は、必ず来ます。

多くの人が自分の見た目にコンプレックスを抱えているので、美人やイケメンのバーチャルヒューマンが増え、まもなく、美人やイケメンのバーチャルヒューマンの価値は落ち、「ハゲた中年のバーチャルヒューマン」なんかがポコポコ出てくるでしょう。

「ハゲた中年のバーチャルヒューマンの中身が、美人の女の子」という“バーチャルとリアルのギャップ”で遊び始める人(そこに価値を生む人)が出てくると思います。

なんとなく、その辺に『次の一手』を打ちたいなぁと思っておりますが、もっと面白い『次の一手』があるかもしれません。

サロンメンバーの賢い人、何か面白い一手を考えてください(*^^*)

僕、実験台になります。

現場からは以上でーす。

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