えんとつ町のプペル美術館の設計

2019年6月23日
この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

おはようございます(13時)。

昨夜、SHOWROOMの前田さんの誕生日会で蜷川実花さんという人と出会って、意気投合して、「これまで自分の誕生日会はなるべく避けてきたけど、誕生日会って、こういう意味もあるんだなぁ」と思ったキングコング西野です。

さて。

今日は『えんとつ町のプペル美術館』のお話です。

ピカソとかゴッホとかダヴィンチとかも結構頑張っているのですが、僕らが作るからには当然、彼らよりも面白いモノを作らねばなりません。

そこで、まず、「『親』が一番面白がる絵は何か?」を考えてみました。

答えは「我が子」ですね。

親にとっては、「モナリザ」よりも「ひまわり」よりも、「我が子」の方が面白い。

次に「『子供』が一番面白がるモノは何か?」を考えてみました。

答えは「体験」ですね。

子供にとっては、「絵を観る」よりも「体験する」の方が面白い。

子供は「スベリ台の絵」には反応しませんが、「スベリ台」には反応します。

面白いスベリ台であれば、狂ったように何十回もトライするわけですね。

ルーブル美術館が売っているものは『歴史』で、「お前らは天才作家の作品を見ろ!」で、主人公は『作家』で、『お客さん』は他人の物語を見せられてしまいます。

お客さん一人一人にコミットしていないんです。

『えんとつ町のプペル美術館』は、この真逆で、主人公は『お客さん』です。

よって、僕が描いた絵を“ただ並べる”ということはせず、『えんとつ町』を作ってしまって、お客さんには『えんとつ町』を体験してもらいおうと思っています。

それともう一つ。

『チックタック~光る絵本と光る満願寺展~』の時に確信したのですが、「夜→暗い→なんかドキドキする」といった『数学で説明できないエンタメ』は普遍的で、本当に強いので、そいつを『えんとつ町のプペル美術館』にブチ込みます。

これらを踏まえて、『えんとつ町のプペル美術館』のメインの展示はコレです↓

【メイン展示(子供用)】

①部屋の窓から外に出ると、屋根の上。

②そこは1/1スケールの『えんとつ町』

③屋根がスベリ台になっていたり、煙突や配管がアスレチックになっている。

④一番奥の壁は巨大スクリーンになっていて、そこには『えんとつ町』の奥の景色が動画で流れている。

⑤子供らは「えんとつ町の屋根の上」という“キッズパーク”で遊ぶ。

⑥「屋根の上って何か楽しい!」という数学では説明できないエンタメ。

【光る絵本の部屋(親用)】

①暗い部屋には『えんとつ町のプペル』『みにくいトーマス』といった「えんとつ町」を舞台にした光る絵本が展示されている。

②その部屋の奥に、巨大な絵が展示してある。

③絵は、何層かで描かれていて(シャドーボックスみたいな)、一番奥の層は「えんとつ町の屋根の上のキッズパーク」(※一番奥の層は窓ガラス)

④2D(絵)→3D(キッズパーク)→2D(巨大スクリーン)のシャドーボックス。

⑤「子供と絵を観に行く」から「子供が入っている絵を観る」へ。

こうすることで、親も子も主役になり、「その時の自分にしか体験できない美術館」を作ることができます。

『モナリザ』を観に行くより、よっぽど面白いと思います。

『プペル』や『ルビッチ』という“キャラクター”にスポットを当てたわけではなく、『えんとつ町』という“舞台”にスポットを当てたから可能になったエンターテイメントですね。

ま、こんな感じの美術館を作ろうと思っています。

ご協力宜しくお願い致します。

現場からは以上でーす。
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