オンラインサロンオーナーが売らないといけないもの

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2019年6月26日

おはようございます。

竹野内豊に生まれたかったキングコング西野亮廣です。

さて。

今、クラウドファンディングのリターンで年間80件ほどの会社会議(闇営業)に参加させてもらっているのですが、やっぱりどこの会社も抱えているのは『売り上げ』の問題なんですね。

日本は人口(お客さん)が減っているから尚更です。

それらを補う策として、「オンラインサロンを開設して、売り上げを補填したい」という相談をよく受けます。

それこそ、ここのメンバーも『西野亮廣エンタメ研究所』の動きを見て、「僕も」「私も」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、オンラインサロン運営がたぶん日本一上手い僕から偉そうにアドバイスさせていただきます。

まず、結論としては、「オンラインサロンで売り上げをあげて、活動費を補填する」は、ほぼ100%不可能です。

例えるなら、「お豆腐屋さんの売り上げが伸び悩んでいるので、読売巨人軍に入団して、大活躍して、年棒で、お豆腐さんの売り上げを補填する」ぐらいメチャクチャな策です。

くれぐれも言っておきますが、これからお伝えする話の結論は、「やめとけ」ではなくて、「これぐらいのことをやらなくちゃいけないんだよ?それでもやる?」です。

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今一度、整理してみよう!

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以前もお話ししたのですが、新しいメンバーも入ってきているので、ここで、『西野亮廣エンタメ研究所』が提供しているものをあらためて整理してみましょう。

毎日のことなので、おそらく『当たり前』になっているかもしれませんが、『西野亮廣エンタメの研究所』では“毎日記事を売っています”。

毎朝投稿しているので、単純計算、1日(一記事)33円ですね。

(※厳密には、けんすうサンの記事が毎週投稿されるので、1日約28円ですね。)

んでもって、この記事を投稿しているのが誰かというと、キングコング西野という『お喋りのプロ』&『ベストセラー作家』です。

ただの「文章が上手い人」じゃなくて、“お喋りだけで世に出てきてハチャメチャに売れて、本を書いたら、こちらもハチャメチャに売れている人が、毎朝、数千文字の記事を投稿して、1記事30円弱で販売しています”。

慣れとは恐ろしいもので、これを毎日続けていると、それが当たり前になったサロンメンバーの多くは、ここの価値を忘れてしまいます。

これだけのコンテンツが、コンテンツとしてカウントされなくなっちゃうわけです。

(※『読み物』であることを忘れられて、「サロンの使い方が分からない」という不思議なクレームがくるようになります)

んでもって、ここがオンラインサロンの一番難しいところなのですが、“ノウハウ系のオンラインサロンは大きくなっていきにくい構造”になっています。

『ノウハウ系のサロン』というのは、「お金を稼げるようになりますよ~」と謳っていたりするサロンのことッス。

数ヵ月続けてお金が稼げなかったら、「お金が稼げないじゃないか!」とサロンメンバーは辞めますし、稼げるようになったら「稼げるようになりました。あざす」とサロンメンバーは辞めます。

ノウハウ系のサロンは、どちらに転んでも「辞める」に向かっているわけですね。

サロンオーナーが売らなければならないのは、「技術」や「情報」じゃないんですね。

ビジネス書『新・魔法のコンパス』にも書きましたが、サロンオーナーが売らなきゃいけないのは、『技術』や『情報』ではなく、『物語』です。

つまり、「お喋りのプロ&ベストセラー作家」がオンラインサロンで売らなきゃいけないのは、「上手に喋る方法」や「刺さる文章の書き方」などではないんです。

書籍だと売り物になるコンテンツですが、オンラインサロン(月額モデル)だと、そこは捨てなきゃいけないんです。

そういったコンテンツは積極的に捨てて、「エッフェル塔で個展をする」「15億円かけて美術館を作る」「ディズニーを倒す」という『物語』を作りにいかなきゃいけないわけですね。

んでもって、これらの『物語』を作る為に、僕は今、1日17時間以上を投下して、さらには毎月2000万円以上を支払っています。

オンラインサロンはどうしても不労所得のように見られてしまいますが、少なくとも僕は『西野亮廣エンタメ研究所』を運営する為に、当然、一流のアスリートの方よりも時間的にも金銭的にもコストをかけています。

うまく回っているオンラインサロンは、こういう僕みたいな変態オーナーがゴロゴロいて、そいつらが競合になる世界です。

人間のままでは生き残れない世界です。

厳しいことを言うと「お豆腐屋さんで日本一になれないようなヤツが、オンラインサロンを運営していけるわけねーよ」です。

誰でも始められるオンラインサロンですが、運営していこうと思ったら、そこに割かなきゃいけないコストは半端なくて、「売り上げの補填」を目的とするなら、もっと他に効率が良くて、確実な稼ぎ方があります。

マクドナルドでアルバイトをした方が確実です。

このことを踏まえて、「売り上げの補填」としてオンラインサロンをやるか否かを決められるといいと思います。

田村Pのオンラインサロンは「本人の魅力+西野亮廣エンタメ研究所のスピンオフ」というポジションをとっていて、それは上手くいくと思います。

もうすぐ、けんすうサンがオンラインサロンを開設されると思いますが、それも上手くいくと思います。

これらは、かなり特別な例ですね。

現場から以上でーす。

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