VALUが終わった理由

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2018年9月27日

おはようございます。西野です。

ロンドンから帰ってきて、それなりに真面目に働いているので誉めてください。

今日はサロンメンバーの皆さんと一緒に考えたいことがあります。

さっそく本題に入ります。

実は、日本で3本の指に入る大手の出版社から、「西野さんの出版レーベルを作りませんか?」というお話をいただきました。

僕の本を取り扱うこともあるかもしれませんが、僕の本だけを取り扱うわけではなく、僕がプロデュースして本を出版していくレーベルです。

NewsPicksBooksや、音楽でいうと、90年代の小室哲哉さんのようなポジションですね。

本当にありがたい話なのですが、ホームレス小谷をプロデュースするのならまだしも、定期的に出版していくことを考えた時に、そもそも世界を狙わずに、その手前で折り合いをつけている人をプロデュースしなくちゃいけなくなるわけで、「そんな人に僕の時間を使いたくないな。そんな人に時間を使うぐらいだったら、僕の次回作に時間を使いたいな」というのが本音で、そのことは正直にお伝えしました。

「そりゃそうですよね」と御理解いただけました。

しかし、『出版業界を盛り上げたいな』というのと『一タレントが個人でレーベルを持っているのは、なんか面白そうだな』という気持ちはあります。

そこで一度、「自分は何をしたいヤツなのか?」を自問自答してみました。

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声の小さい人を肯定したい

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去年から僕のオンラインサロンに入られている方はご存知だと思いますが、『VALU』というサービスがスタートした当初から、僕、あのサービスの価値(未来)を見つけられなかったんですね。

サービス開始当初から「これ、ババ抜きされたら終わりでしょ」と言っていましたが、あの仕組みだと、ヒカル君の事件が起こるのは目に見えていたし、その後の停滞も見えていた。

リニアモーターカーみたいな感じで、プレゼン時の面白さは分かるのですが、実際に走らせた時の面白さに関しては、プレゼン時に省いている問題箇所が多すぎて、たいして面白くならねーだろうな、と。

ぶっちゃけ、リテラシーの高そうな人が、なんで『VALU』に飛びついたのかがよく分からなかったんです。

(※「どうなるのかな?」の確認や、「今は穴だらけだけど、これを面白くしていこうよ」という動機でやられるのは分かります。そういうの好きです)

んでもって今も、当時と考えは変わっていなくて、何が良いのかサッパリ分からないんです。

ただ一つ。

はあちゅうサンが「自分のVAが売れると、自分が肯定されている気がする」と呟かれていて、それを聞いた時に、メチャクチャいいサービスだな、と思いました。

僕がやりたいことは、まさにそれで、「私なんて」「僕なんて」という人に対して、「あなたが必要なんだ」を言いたいんですね。

『レターポット』で、レターが贈られてきた時の嬉しさって、「わざわざ自分の為にコストをかけてくれた=自分を必要としてくれる人がいる」が確認できるからだと思います。

あれは、無限の文字そうはならなくて、有限の文字だから、その感情が生まれた。

つまり、「限られた残りの文字数を使う相手として、自分を選んでくれた」ですね。

『しるし書店』もそうですね。

自分の『しるし本』が売れた時の嬉しさは、「お小遣いが手に入った!」よりも、「自分の視点を面白がってくれる人がいた=自分が認められた」が確認できるからだと思います。

僕は、勝っている人を更に勝たせることには、あまり興味がなくて、

自信を失ってしまい、吹けば飛んでしまいそうな、今にも消えてしまいそうな人に対して、具体的に「大丈夫」と言ってやることや、僕以外の誰かが言ってやれるサービスに興味があります。

出版のレーベルを立ち上げるのなら、やっぱりやりたいのは、声の小さい人でも本が出せる『おとぎ出版』です(詳しくは2~3日前の記事を読んでください)。

「たとえ世間が求めなくても、僕は、キミが書いた本を読みたいっ!!」

と言ってやることができたら、それで救われる人ってメチャクチャいるだろうなぁと思っています。

ただ、『おとぎ出版』の仕組みって、受注生産&産地直送で、取次を通さないので、基本的には、いわゆる出版社と絡める必要がないんですね。

選択肢は二つです。

①出版社を絡めずにやる

②出版社を絡めるメリットを探して、出版社を絡める

①はコッチで勝手にやっちゃえばいいので結構サクッと実現できますね。

難しいのは②です。

今のところ出版社を絡めるメリットはないので、②をやる必要はないのですが、「なるほど、そうすれば、たしかに出版社と組んでやった方がいい!」という案があれば話は別です。

どう思います?

僕は面白くて、優しい方が好きです。

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