正義をふりかざすバカ

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2018年9月29日

おはようございます。

先日の『ゴッドタン』の収録で、劇団ひとりサンのウンコが顔面についた男・西野です。

誰かボクとキスをしてください。

さて。

10月に出る堀江さんとの共著『バカとつき合うな』ですが、こちらは、堀江さんと僕が、別場所でそれぞれインタビューしたものを、ライターさんが文字起こししてくださった内容となっています。

途中の『正義をふりかざすバカ』については、かなり熱く語っています。

ライターさんが上手く話を引き出してくださって、僕が部屋で一人で書いていたら触れないようなテーマもあったりするので、面白い一冊になっていると思います。

んでもって『おわりに』だけは、インタビューではなく、僕が部屋で一人で書いたのですが、せっかくなので、サロン限定コンテンツとして、『おわりに』の原稿を公開したいと思います。

本編で、かなり具体的なことを書いているので、最後はフワッとした内容にしています。

ふまえて、読んでくださいな(*^^*)

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『おわりに』

子供の頃、毎日遊んでいました。

カブトムシやクワガタを採って、セミを採って、自転車に乗ってひたすら遠くまで行って、漫才ごっこをして、ザリガニ釣りに行って、魚釣りに行って、まったく釣れない日は川に飛び込んで。

そこに『肩書き』はなく、ただただ自分の興味に従って、「今日はドッジボールをしようぜ」「秘密基地を作ろうぜ」で世界が回っていました。

中学生になったあたりから、「こんな日はずっと続かない」という気配が漂ってきて、まもなく、毎日一緒に遊んでいた友達が一人、また一人と、自分の人生に「折り合い」をつけていきました。

そして、気がつけば、子供の頃の調子で遊び続けているのは僕一人。

「そういうものだ」と言い聞かせて、そのまま芸能界に飛び込んで、一人で走っていたら、僕と同じように折り合いをつけていない人がポコポコと現れて、今、仲良くさせてもらっています。

「はとバスってアップデートできそうじゃない? やってみようぜー」

「村を作ろうぜー」

「ロケットを飛ばすから観に来てよー」

彼らとは毎日この調子です。

そして気がつけば、それらの遊びが世間では「仕事」と呼ばれる代物になっていて、当の本人達は遊びと仕事の境界線がまるでついておらず、小学3年生のような顔をブラ下げて今日も夢中で生きています。

彼らを見ていると、いつも思います。

「あの日、折り合いをつけたアイツは、本当に折り合いをつけなきゃいけなかったのかな?」

本当に止むを得ない事情で、人生に折り合いをつける人もいます。

でも、本当に皆が皆、折り合いをつけなきゃいけなかったのかな?

もしかしたら何か抜け道はあったんじゃないかな?

そもそも抜け道を探す努力を最後までやったかな?

大多数の「そういうものだ」という声にやられて、思考を停止させていなかったかな?

本書で度々登場した『オンラインサロン』は、堀江さんや僕が、自分達の遊びを続ける為の装置として必要だと捉え、今日も手探りで運営&拡大を続けています。

オンラインサロンがあることで手放さずに済んだ遊びや夢があります。

堀江さんはロケットを飛ばし学校を作り、僕は美術館を中心とした町を作っています。

僕たちに何か特別な才能があったかというと、そんなことはなくて、子供の頃から変わらず続けていることは「折り合いをつけない方向で可能性を探る」の一点。

可能性を探ってみた結果、「おお、こうやれば、この問題はクリアできんじゃん!」という解が見つかったので、「ちょっと、皆も試してみてー」と、こうして、おせっかい本を出しています。

堀江さんのツイッターの炎上は、大体が「おせっかい」です。

その文面から聞こえてくるのは、いつもこれです。

「諦めるなよ。その問題は、チョット勉強して、チョット工夫して、チョット踏み出せば、突破できるから」

堀江さんも僕も、見たいんですよ。

面白い未来を。

だからこうして、そこそこ世間の皆様に叩かれながら、「行ける。行けるよ」と言い続けています。

この本の制作および販売に携わってくださった全てのスタッフさんも同じ気持ちだと思います。

最後に。

行動してください。

この本を閉じたら、すぐに行動してください。

当然、行動には恐怖や痛みは伴います。

それでも、それら一切を受け止めて、走り続けてくだされば、

きっと僕らは、どこかの酒場で出会えると思います。

その時は、

堀江さんや僕や僕らの友人といった、バカとつき合ってください。

面白い未来の話をして、一緒に未来を迎えに行きましょう。

そんな夜を待っています。

本書の中で、いろいろ汚い言葉遣いをしてしまってすみませんでした。

そして、最後までお付き合いくださってありがとうざいました。

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