DJダイノジをプロデュース

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2019年8月11日

こんにちは。

一緒に『えんとつ町のプペル美術館』を作っている友達が、幼稚園からの幼馴染みだったということが昨日発覚したキングコング西野です。

さて。

25歳の頃にタモリさんに呑みに連れて行かれ、その席で「西野は絵を描いた方がいい」と言われ、翌朝から絵本作家になりました。

ちょうどテレビの世界から軸足を抜くことを決めて、「次は何をしようかなぁ」と考えていた時期ではあったのですが、絵なんて真面目に描いたこともありませんし、興味もありませんでした。

それでも、今も昔も思うのは「感情が絡んでしまう自己プロデュースよりも、感情が絡んでいない他者プロデュースの方が精度が高い」ということでして、僕の未来は、僕よりもタモリさんの方が見えているのだろうなぁと思い、すんなりと絵本作家になってみました。

今でも「西野は◯◯をやった方がいいよ」と言われたら、華麗に“そそのかされる”ようにしています。

肩書きが目まぐるしく変わるのでスタッフさんは大変そうです。頑張って!

他者プロデュースの方が精度が高いので、僕はよく「僕がこの人だったら、どう立ち振舞うかなぁ」というシミュレーションをします。

個人的に考えるのが楽しいのは、「40代お笑い芸人」で、この世代はTVのバラエティーを信じて信じて信じまくって、走り走り続けたある日、『いいとも』が終わり、『めちゃイケ』が終わり、『みなさんのおかげでした』が終わり、テレビ欄からバラエティー番組が次々に消えていくという…言わば“ハシゴを外された世代”です。

下の世代は、「なるほど。どうやらテレビはバラエティー番組を求めてないのね。でも僕は、やりたいことやりたくて、この世界に入ったので…」と言って、YouTubeなどに活動の場をシフトしますが、20年以上作り上げてきた身体や、信じ続けてきた道徳を今からコロっと変えるのは、なかなか難しいです。

贅肉のようなプライドもこびりついてます。

なかなか難易度が高いのが『40代の芸人の身の振り方』で、当然、難易度が高い方がナゾナゾ問題としては面白いので、暇な時間を見つけては「僕が◯◯さん(40代の芸人)だったら、ここからどう仕掛けようかしら?」と考えています。

そんな中、昨日、ダイノジの大谷さんから「DJダイノジをプロデュースしてー!」と連絡をいただきました。

言葉を置き換えると「今よりも、もっと売れたいから、なんとかして!」です。

面白すぎるお題ですね。

皆さんなら、DJダイノジをどうプロデュースされますか?

僕の中では、もう明確に答えが出ています。

まず、この状況で捨てなければならないのは、「スキルを上げれば集客が伸びる」という仮説です。

「スキルアップの努力をするな」という話ではな、「スキルと集客力は比例関係に無い」という話です。

ここを受け入れないと、コアファンだけに誉め称えられて、己の技術に酔いしれる三流プレイヤーになってしまいます。

技術はコピーされてしまいますし、毎日、ライバル達がアップデートしていきます。

技術を売りにしてしまうと、ライバルに技術で上回られてしまった時に一気に価値が落ちてしまいます。

以前、サロン内でも話題になった「役に立つ」「意味がある」の話と一緒で、二番目に役に立つものなど誰も求めません。

DJダイノジが売らなきゃいけないのは、自分達の『技術』ではなくて、『人』で、「大谷ノブ彦」と「大地洋輔」だと思います。

「大谷ノブ彦と大地洋輔がやることであれば、それがDJイベントであろうと、マジックショーであろうと、相撲大会であろうと、参加するよ」という支援者を作ることが大切で、「役に立つ人」から「意味がある人」への衣替えですね。

そこで、大谷さんには「毎週金曜日にコンビ揃って、スナックCandyのママをやってください。間違いなく上手くいくと思います」と提案してみました。

強いのは、「一度この距離で繋がってしまったら、ダイノジさんの小ジワや白髪が増えようが、不倫が週刊誌にスッパ抜かれようが、ファンはファンを辞めない」というところでしょう。

『毎週金曜日にスナックで確実に会える芸人』は、かなりイケると思います。

『いいとも』の頃のタモリさんですね。

絶対に上手くいくと思います。

だって、僕が通いたいもん(*^^*)

はてさて、『DJダイノジをプロデュース』は、どうなることやら?

続報を待たれよ。

現場からは以上でーす。

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