『AII or Nothing』のデメリット

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
『AII-in』と『AII or Nothing』

2018年11月9日

おはようございます。

本日は、11月16日に発売となる最新刊『新世界』の取材&サイン入れの日ですが、入れなきゃいけないサインが「8300冊」ということが発覚し、暖かい国に逃げようとしている西野です。

はてさて。

昨日。今、僕が挑戦中のクラウドファンディング『えんとつ町のプペル美術館を作りたい@シルクハット』に、『西野が真っ直ぐ目を見て、「ありがとうございます。ありがとうございます。ありがとうございます」と三回御礼をします』(価格=500円)というフザけたリターンを追加しましたが、あのリターン、おフザケでも何でもないんです。

皆様がクラウドファンディングをやる時は、是非、あの手を使っていただきたいので、あのリターンにどのようなイイコトが含まれているかをご説明いたします。

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『AII-in』と『AII or Nothing』

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クラウドファンディングに挑戦する際、『AII-in』と『AII or Nothing』という2パターンの挑み方があります。

『AII-in』というのは、「目標金額に到達しなくても、そこまでに集まったお金は貰えますよー」というのもので、

『AII or Nothing』というのは、「目標金額に1円でも到達しなかったら、集まったお金は全額、支援者に返金されまーす」

というもの。

「え?どうせ貰えるんなら、とりあえず『AII-in』にしとけばいいんじゃねえの?

逆に『AII or Nothing』のメリットって何?」

と考えちゃう方もいると思うのですが、たとえば、『オリジナルCDを作りたい!』というプロジェクトの支援者が一人だった場合、工場に発注するCDの最低ロット数が100だとしたら、99枚分のコストが無駄にかかっちゃうわけじゃないですか?

プロジェクトオーナーさんのことを考えた時に、悔しいですが、そういうプロジェクトは白紙になった方がイイので、一定数の需要を満たさないプロジェクトが白紙に戻せるように『AII or Nothing』というものがあります。

ちなみに、すでに土地も買ってしまっていて、需要があろうが無かろうが問答無用で『えんとつ町のプペル美術館』を作る僕のクラウドファンディング(目標金額5000万円)を『AII or Nothing』にしている理由は、「集まらなかったら、作らない」というわけではなく、「キングコング西野は想いだけで5000万円を集められますから」というパフォーマンス(&覚悟)っす。

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『AII or Nothing』のデメリット

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『AII or Nothing』の真のデメリットは「目標金額に達しなかったら、お金を貰えない」ではなくて、「プロジェクト期間中にリターンを履行できない」にあります。

つまり、『西野とお食事ができる』というリターンがあっても、プロジェクト期間中には実施できないんです。

でも、本当なら、お食事会の途中に、現在挑戦中のクラウドファンディングの想いを直接語って、さらに応援してもらいたいじゃないですか?

だけど、『AII or Nothing』だと、それができないんです。

それは法的な問題ではなくて…

たとえば、『お食事会』のリターンを実施したそのプロジェクトが、目標金額に到達しなくて、それまでに集まった金額を全額返金しなくちゃいけなくなった時に、「え?でも、俺、『お食事会』で稼働しちゃったのに……じゃあ、あの時間を返してよ」と言い出すプロジェクトオーナーさんがいて、トラブルの元となるので、『AII or Nothing』では、プロジェクト期間中のリターンの履行は禁止になっているわけです。

『AII-in』だと、支援してもらった時点で売買が成立しているので、プロジェクト期間中にリターンを履行してもオッケーなのですが、『AII or Nothing』だと、そうはいかないのです。

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でもでも、プロジェクト期間中に支援者さんに会えた方が良くね?

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そこで、『真っ直ぐ目を見て3回御礼します』というフザけたリターンの出番です。

こちらのリターンは、たとえば本日(プロジェクト期間中)のインタビュー取材&サイン会の『見学チケット』の働きをしているわけですが、それはあくまでプロジェクトオーナーのサービスの範疇で、もう一度言うとこのリターンは『真っ直ぐ目を見て3回御礼します』なので、リターンの履行は、プロジェクト期間終了後の12月以降です。

つまるところ、本日のイベント見学は、あくまでサービスで、ボクからの御招待で、支援者さんはまだリターン品を受け取っていません(なので、今日、来られる方はボクに3回御礼してください)。

このリターンは他でも使えて、たとえば18日の大阪のイベント終了後の『打ち上げの御招待券』にも使えます。

もういちど言いますが、リターン品は『打ち上げの御招待券』ではないので、「プロジェクト期間中にリターンを履行した」ということにはなりません。

【ちなみに】

『ただただ支援』というリターンを組んでやる方法もあるのですが、『ただただ支援』は「これ、送金じゃね?資金決済法に触れるんじゃね?」という横槍が入ることがあるので、一応、何かしらを販売(ボクの場合だと、「会った時に三回御礼をする」というパフォーマンスを販売)した方がいいと思います。

以上、「『AII or Nothing』のプロジェクト期間中に支援者さんと会う方法」でした。

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