「君の名は。」がヒットした理由

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2019年8月14日

こんにちは。

阿波おどり(徳島)で倒れるまでお酒を呑み、どうやって東京まで帰ってきたか記憶に無いキングコング西野です。

さて。

今日は映画『えんとつ町のプペル』の会議がありました。

映画製作の裏側が覗けるのもこのサロンの魅力の一つだと思うので、「今、こんな感じですよー」という進捗状況をお伝えします。

今は、『脚本(最終稿)』執筆が終わり、『絵コンテ』が全て描き終わり、いよいよアニメーションの制作をスタートさせようとしているところです。

同時に楽曲制作も進めているのですが、今回の作品の楽曲について少し思うところがあります。

映画は人気アーティストの新譜とセットで売られることが多いですが、見誤ってはいけないのは、「君の名は。」のヒットには音楽の力が多分に働いていたとは思うのですが、RADWIMPSよりも人気のアーティストが主題歌を手掛けた映画でコケている映画が山ほどあるところを見ると、「君の名は。」は“RADWIMPSの楽曲だったからヒットした”わけではなくて、“RADWIMPSの楽曲が作品の世界観と凄まじく合っていたからヒットした”と考えるべきだと思います。

当然、人気アーティストの新譜とセットにすると、「音楽番組で映画の宣伝ができる」といった超絶特典が付いてくるわけですが、映画の世界観と楽曲がチグハグであれば、何の宣伝にもなりません。

イイ順(←アホみたい)に挙げると、

①映画の世界観と合った人気アーティストの楽曲

②映画の世界観と合った無名アーティストの楽曲

③映画の世界観に合っていない人気アーティストの楽曲

④映画の世界観に合っていない無名アーティストの楽曲

といったところでしょうか。

人気アーティストにオファーを出すと、①か③になるわけですね。

無名アーティストにオファーを出すと、②か④になるわけですが、嫌らしい話、④は曲の仕上がりを見てから「やっぱり今回の話は無かったことに…」と、お断りすることができるので、

そんな中、西野はどこを狙うのかと言うと、西野にしては意外や意外、安全策とも取れる②です。

絵本発売の時にロザリーナに歌ってもらった『えんとつ町のプペル』を映画用にアレンジをして、再び、ロザリーナに歌ってもらおうと考えています。

えんとつ町のプペル
歌:大王とLozareena 作詞・作曲:西野亮廣 編曲:渡邊崇

お仕事で、いろんな現場に行かせていただいて、時々、地元の子供達がこの曲を歌ってくれたり、踊ってくれたりするのですが、それを何度も見ているうちに、「どんなアーティストにお願いしても、この曲と、この声を超える『えんとつ町のプペル』の主題歌は生まれないんじゃないか?」と思えてきました。

ロザリーナはまだまだ知名度が低いですが、「知名度」よりも「世界観が合っている」を優先した方が勝ちそうな気がして、映画『えんとつ町のプペル』の主題歌は絵本の主題歌と同じで、歌い手も絵本の主題歌と同じくロザリーナにお願いしようかと思っております。

サクっと書いちゃってますが、これは映画の結果を左右する決断です。

先々で、「映画『えんとつ町のプペル』の主題歌はロザリーナに決定!」というニュースが出た時は、「ああ。西野はサロンで言ってた勝負に出たんだな。。」というサロンメンバーならではの味わい方をしてみてください。

そんなこんなで、命懸けで映画『えんとつ町のプペル』を作ります。

現場からは以上でーす。

【追伸】

映画の宣伝を兼ねて、映画公開時に新作絵本『みにくいトーマス~えんとつ町に咲いた花~』を発表します。

添付したイラストは、その絵本のものです。

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