部活の私物化

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
そもそも私物化とはどういう状態か?

2018年12月12日

こんにちは。

駅のホームに早めに着くと考え事に集中するあまり電車を乗り過ごしてしまうので、上越新幹線の扉を開けるのを発車ギリギリにしないでほしいとJRにお願いしたい西野です。

さて。

以前の投稿で、部長が部を私物化しているのが目立つという話をさせていただきましたが、何人かの部長さんから「そんなつもりはない」とか「じゃあどうすればいいんですか?」という相談を受けました。

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そもそも私物化とはどういう状態か?

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断っておきますが「私物化してやろう!」という魂胆で部長なり管理人なりをやってらっしゃる方はいないと思います。

結果として「私物化」した状態になってしまっているのがほとんどです。

どういう状態かというと、

①部員の反応がよろしくないにも関わらず、独りよがりな投稿が繰り返している。

人数は数百人、部によっては1000人以上いるのに「いいね」やコメントは1%にも満たないようなところもあります。つまり、ほとんどの部員が「いいね」と思っていないと考えていいと思います。

②部長とその周辺の一部のメンバーが内輪ウケ投稿やコメントで盛り上がっていて、輪に入りづらい。

投稿するのもコメントするのも、ほぼ同じメンバーで固まっているケースが多々見受けられます。最悪なのは、古参にしかわからない表現を使っていたり、今までの流れがわからないと理解できない内容がタイムラインを占めているケースです。

新しく入った人にとっては地獄です。

③コメントやオフ会への参加をやたら促す

「コメントした方が楽しめるよ」「参加して方が充実してるよ」とあの手この手を使って参加させようとする部長。新しく入ったら名前を晒される部もあるそうです。

つまり、ほとんどの人にとって興味のない話や内輪ウケが横行するのを部長が先頭に立ってやっていたり、放置してたりする状況です。

言い換えると部員=他者の視点で運営がなされていない。

「みんなのため」と言いながら、つまるところ自分のエゴを満たしているだけじゃないの?という状況に陥ってしまっているのです。

では、どうすればこの状況が改善されるのでしょう?

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大多数はROM専

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繰り返しになりますが、僕のサロンはROM専歓迎で、むしろROM専が大多数です。部活に入っている人も例外ではありません。実際に参加したくて入っている人もいるでしょうが、ほとんどがそのジャンルに興味があるだけで、特に行動したいとは思っていない人たちです。

なので、基本は同じで、いかにおもしろい読み物を定期的に提供できるかということです。

僕が毎日これだけのボリュームの文章を書き続けられるのは、べらぼうに文章がうまいということもあるのですが、それ以上に「書くネタ」があるからです。

毎日同じ景色を見て、毎日同じことを繰り返す生活では、毎日新しいネタを出し続けることは難しいです。ほとんどの人がオンラインサロンをやって失敗する理由と同じです。

行動することによってインプットが増えるだけではなく、障害にもぶち当たります。そうすると、インプットしたものを材料にあれこれ知恵を絞って考えるし、友達に知恵借りたりして、パズルを解いていくわけです。解けても解けなくても、得られる経験はあるわけで、これもまたネタになっていきます。

僕やホリエモンはこんなふうにして毎日飽きさせない投稿をし続けているわけですが、部長のみなさんに同じことをやれとは言いません。でもヒントにはなると思っています。

まず継続的にインプットのあるしくみを作ることです。持ち回りでコラムを書いている部がありますが、一人で無理なら複数人のインプットを寄せ集めるというのもひとつのやり方だと思います。

もう一つ大事なのが「読ませる文章」です。

読ませる文章というのは上手な文章というよりは、相手の立場に立って書かれた文章だと思います。どれぐらいの長さであれば読んでもらえるのか、どういう内容であれば喜ばれるのか、どうすれば飽きずに読んでもらえるか?

キチンと考えて書き、部員の反応を見ながら修正していく。その繰り返しが「読ませる文章」への近道だと思います。

オフ会は悪いとは思いませんが、タイムラインでオフ会の写真ばかりが流れてくると、大多数のROM専はどう感じるのか考えた方がいいと思います。人はどうしても自分の基準で物事を考えがちですが、エンタメである限り、受け手の視点で考えなくてはいけません。

何度もお伝えしている通り、手を上げてくださった部長さんたちを心から尊敬していますし、感謝しています。一緒にエンタメを作っている仲間だと思っています。部活はまだまだ良くなれるはずです。一緒に学んで一緒に成長していきましょう。

できるよね?

【追伸】

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ヤン君、おめでとう!いつもありがとう!!

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