差別化を図れるのは『物語』

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2019年9月8日

おはようございます。

LINEの未読が700件を超えているキングコング西野です。

死にたいです。

さて。

昨夜はニュージーランドに立ち寄り、ニュージーランド在住のサロンメンバーと合流して、遅くまで呑み明かしました。

とっても楽しかったです。

ウンジャカンジャありまして、これから帰国します。

旅に出ると毎度何かしらの収穫があるのですが(一回の旅でメモがパンパンになる!)、今回のニウエ旅は本当に実りが多く、いろんなものを日本に持ち帰れそうです。

中でも、皆さんがホンノリと気になっているのは、「なんか、ニウエで会社を作ってたけど、あれは何!?」ではないでしょうか?

はい。ニウエで会社を作りました。

くれぐれも、会社を作る為にニウエに行ったわけではなく、ニウエに行ったら会社を作ってしまったのです。

ニウエのハチミツを輸入する会社です。

なぜ、キングコング西野がハチミツを輸入する会社なんぞを作ろうと思ったのか?

ついに、トチ狂ったのでしょうか?

今日は、そちらをご説明いたします。

まず、「会社を作った」と言っていますが、厳密に言うと、「会社を作りたい!」と言ったのはウチの社員で、「いいね!やろう!」と、僕は個人の口座から、お金を出しただけです。

実質的な運営はウチの社員がやります。

ニウエのハチミツを輸入する会社の設立に同意した理由は以下の2つです。

①ニウエのハチミツに『物語』があった。

②ハチミツに対する思い入れも、輸入に対する知識も無かった。

順番に説明します。

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①ニウエのハチミツに『物語』があった

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東京からニウエに行く時は、どんなルートであれ、ニュージーランド(オークランド空港)を経由します。

乗り換え時間にかなり余裕があったので、ニウエでお世話になる方への手土産に『マヌカハニー』を買っていったのですが、その『マヌカハニー』はニウエ入国の際、空港で没収されてしまいます。

封を開けてもいないのに、です。

空港職員に理由を訊くと「病原菌」がナンタラカンタラ言っています。

詳しくは聞き取れませんでしたが、表情から察するに、ネガティブな理由であることは確かです。

気になったので、調べてみたところ……世界中の蜂は『蜂群崩壊症候群』という感染症(蜂が集団で明後日の方向に飛んでいってしまう病気)にかかっているのですが、なんとニウエのハチだけは、その感染症にかかっていないんですって!

とってもピュアなんですって!

(※このことから、ニウエは『ハニー・サンクチュアリ(蜂の聖地)』と呼ばれているそうな)

「ニウエのハチミツには『物語』があった」というのはコレで、前々から言っていますが、サービスにしても、商品にしても、食品にしても……もう、どれもクオリティーが上がってしまって、正直な話、“どのハチミツも大体美味しい”です。

日本のハチミツも、アメリカのハチミツも、ニュージーランドのハチミツも、大体美味しいです。

こうなってくると、クオリティーで差別化を図ることが困難になってきて、となると、差別化を図れるのは『物語』ぐらいしかありません。

以前から、このサロンで口酸っぱく言っている『物語が大事!』というやつです。

『ニウエハニー』には、ローヤルゼリーなんかよりも魅力的な『物語』が配合されていて、「たぶん、ここからの時代は、これが重要になってくるだろうなぁ」という仮説と検証をしてみたくて、ハチミツを輸入する会社を立ち上げてみました。

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②ハチミツに対する思い入れも、輸入に対する知識も無かった

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これから、お話しするのは、僕がニウエハニーを食べてみて、「メチャクチャ美味しかった」という感想を持った上での話です。

質の悪いものをオモシロ半分でCMしてしまう危険性については、信用経済のド真ん中を生きる僕は他の誰よりも自覚しています。

その上で…

ハチミツに対する思い入れが一切ない自分が、ハチミツを輸入する会社を立ち上げたわけですが、ここには理由がありまして。。

僕のように好きなことばっかりやっているオジサンは、よく「やりたいこと(好きなこと)が見つからないんです」と相談を受けます。

たぶん、このサロンに入っている方の中にも同じような悩みを持たれている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

これについては前々から言っていますが、そもそも「好きなこと」を持ち合わせて生まれた人間など一人もおらず、とりあえずやってみた結果、少し結果が出て、なんか喜ばれちゃって、気持ち良くなっちゃって、「もっと喜ばせたい!」となり、そこから、「好きなコト」やら「モチベーション」やらを獲得するものだと思います。

先日、ウチのサロンの大学生達が演劇をやって、また次もやるみたいですが、それも演劇が好きだから始めたわけではなくて、とりあえず演劇を始めた結果、「どうやら楽しいぞ」となって、モチベーションに繋がっています。

「とりあえず始めてみる→好きになる」の順番を、サロンメンバーの皆様にリアルタイムでお見せする上で、ハチミツに何の思い入れもない僕が、ハチミツを輸入する会社を始めてみるのは、もってこいです。

くわえて、僕は輸入に関する知識がまったくないので、輸入に関する知識がある人に比べて、失敗の数と勉強の数が多いので、これをサロンメンバーに共有すれば面白そう。

つまり、二つ目の理由は「オンラインサロンのコンテンツ(読み物)になると思った」ですね。

僕がハチミツに興味があって、輸入に明るければ、サロンのコンテンツにはならないわけです。

そんなこんなで、ニウエのハチミツを輸入する会社を立ち上げてみました。

立ち上げ理由に「失敗するから」が含まれているのが、なんともサロンっぽいですね。

面白い時代です。

それでは、これから日本に帰りまーす。

現場からは以上でーす。

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