後輩の指導で心掛けていること

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2019年9月10日

おはようございます。

昨日は、又吉君と梶原君と『ぼくらの時代』(フジテレビ)の収録があったのですが、又吉君の小説の話や、梶原君のYouTubeの話で盛り上がっている時に、スタッフさんから「恋愛について」というカンペが出たので、「テレビって、こういう視聴者が興味をひく(理解できる)話を引き出そうとするところがクダラナイ。そんな話題、その辺のタレントに喋らせればいいじゃん!ちなみに僕はヤリチンで、SEXしまくってる!」と言って、現場をドン引きさせてしまったキングコング西野です。

フジテレビさん、ごめんなさい。

とはいえ、とても親切なスタッフさんで、とても楽しい収録でした。

是非、御覧ください。

さて。

今日は『新人教育』について、お話ししたいと思います。

経営者や上司、先生や、お父さんお母さんに響くと嬉しいなぁと思います。

『株式会社にしのあきひろ』は、この夏、3人のインターン生を預かることになりました。

社長はヤン君にあげたので(僕は役員か平社員)、インターン生の面倒はヤン君や、田村Pがやってくれているのですが、一応僕も先輩なので、一緒に呑んだ時にアドバイスを求められたら、「こうした方がいいかもね」ぐらいのことを偉そうに言っているような気がします。

酔っ払って覚えていません。

インターン生に限らず、僕が後輩を育てる(ときどに育てられる)時に心掛けているのは、以下の二つだけです↓

①調子にのらせる。

②責任を背負わせる。

理由を説明します。

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①調子にのらせる

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成長する人と成長しない人の違いは、「早いか、遅いか」の一つだけです。

僕は『失敗』を決して怒りませんが、『遅い』に対しては本当に(ビックリするぐらい)怒ります。

“遅い”と『失敗』もしなければ、『成功』もしません。

20歳から80歳まで働く(成長期間)として、僕らは「60年間」の戦争に臨むことになります。

明日や明後日の成功や失敗なんてもはやどうでもよくて(そんなの些細すぎる!)、成功や失敗からデータをできるだけ飲み込んで、できるだけ改善を繰り返し、キチンと60年間戦える身体に仕上げてとくことが重要です。

シンプルな話、「データ量」の勝負なので、最大のミスは『失敗』ではなく『遅い』です。

そうなってくると、「怖いなぁ。どうしよう…」「失敗したくないから、キチンと準備をしよう…」とウジウジ立ち止まっている時間が一番無駄で、立ち止まらせない為に「あれ? 俺、もしかしたらいけるかも!」と勘違いさせることが大切なので、「スゲー!」「天才じゃん!」「絶対にいけるよ!」と、おだてまくります。

「豚もおだてりゃ木に登る」と言いますが、木に登ることがゴールではなくて、「木の登り方」や「自分は木に登れない」とイチ早く知ることがゴールなので、おだてます。

おだてずに、注意しまくってる経営者や上司や先生や親御さんは、新人(子供)から『失敗』と同時に『学習』を取り上げてしまっているので、本末転倒です。

一方で、おだてまくった結果、時に新人(子供)は命を落としてしまうような挑戦をしてしまうことがあるので、その時は全力でブン殴って止めた方がいいと思います。

調子にのったら、成功もするし、失敗もするので、基本、新人は調子にのらせた方がいいっす。

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②責任を背負わせる

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僕は「○○の件、よろ!」とインターンの子に課題を丸投げしますが、課題の解き方までは指示しません。

自分達で考え、企画し、その時に予算が必要だったら自分達でヤン君に提案し、自分達で予算を引っ張ってもらうようにしています。

勿論、とんでもねー大ミスを犯してしまった時の責任は会社がとりますが、それ以外は全て自己責任で動いてもらっています。

彼らのFacebookやnoteを見て、「へぇー、今、こんなことやってんだー」と知ることが珍しくありません。

『(株)にしのあきひろ インターンの日常』

(株)にしのあきひろ インターン生の日常|セトちゃん|note
こんにちは!今朝、電車が満杯すぎてはじき出されたので、途中駅で降り、カフェに行って仕事をしてから五反田のオフィスに向かった瀬戸口です。 (そのカフェにWi-Fiがなくて、仕事があまりできなかったことは内緒でお願いします☺️) さて。 いつもインターンの仕事について書くときは、遠征したときのこと(川西とか)ばかり書...

昨日、「株式会社にしのあきひろが出資している会社や、ライセンス契約している先を、インターンの子達にも事細かく共有しよう!」と提案してみました。

「契約しているのなら、○○にもっとコストを割こう!」という判断は、社長や田村Pや僕ではなく、インターンの子達がやった方が、(自分達の判断なので)インターンの子達が頑張るからです。

要するに、「たくさん判断させる」ということですね。

今、ラオスに小学校を作っているのですが、その小学校の開校式に呼ばれているんですね。

昨日、その件で、インターンのセトちゃんから「僕、ラオス行きますんで」と決定事項の連絡があって、吹き出しました。

「なんで、決まってんだよ!」なのですが、最高です。

「好きにやらせてあげるし、失敗しても怒らないから、そのかわり猛スピードで、誰一人見捨てない超面白いことをしてね」という関係の方がフェアでイイです。

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まとめ

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これらは僕の原体験が元になっていて…僕が子供の頃、家の前の道路に軽石(白い石)で、大小様々なウンコを毎日描いていたんです。

ある日、さすがにシビれを切らした近所の人が我が家に怒鳴りこんできて、近所の人から「どういう教育をしてるんですかっ!」と僕の親がメチャクチャ怒られちゃったんですね。

近所の人が帰った後、僕は親からメチャクチャ怒られるものだと思っていたら、翌日、父ちゃんが会社から大量のコピー用紙を持って帰ってきて、「たぶん、道路よりも、こっちの紙の方が描きやすいよー」と、さらに描く環境をプレゼントしてくれたんです。

これを言うと、結構、驚かれるのですが、生まれてきて今まで、僕は父ちゃんに一度も怒られたことがないんです。

とにかく誉められて育ち、そこまで裕福な家庭ではありませんでしたが、表現する環境だけは与えられて育ち、今に至ります。

もっとも「西野亮廣が正解か?」というと、非常に怪しいところではありますが、少なくとも西野亮廣を面白がって来てくれた子達には、西野亮廣が育った環境(よりも少しイイ環境)ぐらいは最低限用意してあげようと思います。

①調子にのらせる。

②責任を背負わせる。

①②をすると、予想外のトラブルが自分に舞い込んできて、ドサクサに紛れて自分も成長するので、結構オススメです。

現場からは以上でーす。

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