リーダーの仕事

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2019年9月17日

おはようございます。

「西野さんって、一体いつ寝てるんですか?」という質問を受けること(超人的に扱われること)が多いのですが、酔っ払った夜は、赤ちゃんぐらいスヤスヤ寝ているキングコング西野です。

さて。

この3日間は、なかなか刺激的な投稿が続きました。

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オリジナルの記事は投稿へのリンクが貼ってあるのですが

サロンメンバー限定の内容になりますので削除しています。

ご了承ください。

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「アイデアの掘り起こし方」をお伝えするところから、実際に掘り起こすまでをリアルタイムで。

前々から用意していたアイデアを出したわけではなくて、「あ!いいこと思いついた!こんなの、どう!?」と本当に現在進行形でお届けしたので、きっと僕の興奮も文章に乗っかっていたのではないでしょうか?

せっかく同じ時代に生きているのだから、綺麗にまとまった文章よりも、鼻息の荒さが聞こえてくる文章を、今後もお届けしたいと思います。

そんなこんなで、今日は少しクールダウンをして、(皆様の生活の役に立つようなノウハウ記事ではありませんが)今の僕の“正直な気持ち”をお伝えしたいと思います。

……

昨日、とてもとても大きな決断をしました。

僕一人のことではないので、まだ詳しくはお話しできませんが(※お話しする時は、どこよりも先に、サロンメンバーの皆様にお話しします)、

その“大きな決断”というのは、「アクセルを踏む」という類いのものではなく、どちらかというと「急ハンドルを切る」といった類いのものです。

「ごめん!間違ってた!やっぱり、コッチじゃなくて、アッチだ!」という。

この瞬間、たくさんの時間と、たぶん1億円ぐらいがブッ飛びました。

過去、これだけ派手な急ハンドルをきったのは、僕が記憶しているかぎりだと、絵本『えんとつ町のプペル』を作っていた時。

もともと「えんとつ町」は“ヨーロッパ風の街並み”で制作を進めていたのですが、制作途中に「ジャパニーズハロウィン」が文化として盛り上がり、根付き、くわえて「ジャパニーズハロウィン」のアイコン(※クリスマスでいうところの『サンタクロース』)がガラ空きという状況。

これを受けて、「『えんとつ町』のデザインを和風にして、『えんとつ町のプペル』でジャパニーズハロウィンのアイコンを狙った方が良くね?」と思い、急遽、制作をストップさせて、「もう一度、ゼロから街を作り直しましょう!」とスタッフさんにお伝えしました。

おかげで、それまで費やした時間やお金はパァーです。

時間やお金の問題もありますが、そんなことよりも、クリエイターにとっては作品に費やした「思い入れ」の問題の方が大きくて、それを白紙にするというのですから、当然、イイ気はしなかったでしょう。

それでも、数年先、数十年先を見た時に、やっぱり『えんとつ町のプペル』は、毎年必ずやってくる「ジャパニーズハロウィン」のアイコンを押さえておいた方がいい(※その方がクリエイターさんにとってもプラスになる)と思ったので、方々に平謝り。

生産ラインを止めてもらいました。

Instagram(自撮り文化)の成長を見ていたら、コスプレ大会である「ジャパニーズハロウィン」が盛り上がることなんて必然で、本当に賢い人なら、その時代の流れは読めていたハズです。

ただ、そんなことを言っても後の祭りで、こうなった以上は、もっと前に判断できなかった自分の愚かさを受け入れて、スタッフさんを悪戯に巻き込んでしまった自分の無責任さを受け入れ、関係各位に土下座土下座土下座。

昨日の決断も、それに似ていて、これまで費やした時間やお金、そして何よりも大切にしなきゃいけないクリエイターの「思い入れ」を一旦白紙にするものでした。

ですが、本当に長い目で見たときに、今回の判断は絶対に合っていて、やはり後はもう方々に平謝りするしかありません。

誰よりも考えて、誰よりも前を見て、まわりを見て走ってきたつもりだったけど、その当時の僕は読めなかったんだよ。鬼ごめんなさい。

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リーダーの仕事

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『えんとつ町のプペル』の突然の設定変更や、今回の一件を受けて、昨夜、あらためて「リーダーの仕事」について考えてみました。

このことを、今、リーダーの役目を背負っている方や、これからリーダーになられる方に届けたいと思います。

そして、そのついでにサロンメンバーの皆様に御礼を申し上げたいと思います。

まず大前提として、「リーダーだって間違う」ということです。

人様の大切な時間を使っているくせに判断を間違うなんて最低の極みですが、僕も、あなたも、神様じゃないので、やっぱり間違っちゃうんです。

そして、その時、リーダーの目の前には必ず『天秤』が現れます。

「その瞬間の自分を守る」or「5年後のスタッフ(およびスタッフの御家族)の生活を守る」の『天秤』です。

ここで躊躇わずに後者を選ぶのがリーダーの仕事です。

それが現時点ではスタッフさんに理解してもらえなかったとしても、

スタッフさんを怒らせちゃったとしても、

やっぱり守らなきゃいけないのはスタッフさんやスタッフさんの御家族の未来(生活)で、それができないのならリーダーなんてやるもんじゃありません。

昨日、大きな決断をした直後に、田村Pに「なんか、ごめんね」と言ったら、「いやいや、この程度のことで慌てふためくスタッフは、もうとっくの昔にいなくなってる」と言われ、ずいぶん救われました。

そうか。そうだな。

これまで、ずっと、そうやってきたもんな。

あざす。

「たくさんのスタッフさんの生活を守る為に、2万9000人のメンバーの胸を踊らせ続ける為に、自分は何をやらなくちゃいけないのか? 何をやってはいけないのか?」

自分の意思で判断し生きているようで、その実、リーダーとして判断させられていて、

サロンメンバーの皆さんにそのつもりはないのかもしれませんが、僕は皆さんに操られていて……ただ、そこには不快感など微塵もなく、学びの連続で、今日も成長させていただいております。

サロンメンバーが「0人」だったら、きっと僕は、もっとグータラ生きていたことでしょう。

時間やお金の使い方に責任を持たず、人として生きていたことでしょう。

あらためて。

『西野亮廣エンタメ研究所』という成長のチャンスを与えてくださって、本当にありがとうございます。

これからもたくさん学び、成長して、必ずブッちぎります。

引き続き、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

明日は、いつも通りの投稿に戻って、『ディズニーランドを超える方法』という記事をお届けしたいと思います。

現場からは以上にでーす。

西野亮廣

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