聴く体勢を整える

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2019年9月29日

おはようございます。

Voicyで坂上忍さんの仕事の素晴らしさを語ってみたところ、坂上忍さんのことが好きになってしまったキングコング西野です。

幸せの総量が増えました。

さて。

プライベートラジオ『Voicy』のスタートから3日。

(※「プライベートラジオ」という表現が合っているのかは分かりませんが、そんな感覚でやってます)

今日は『Voicy』を始めてみて気づいたことを、皆さんに共有したいと思います。

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「情報」には価値は無いよね

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以前から、繰り返しお話ししていますが、インターネットによって誰でも「情報」を仕入れることができて、「正解」を出しやすくなった今の時代は「情報(正解)」の価値がグンと下がっています。

『情報(正解)が売り物にならない時代』と言っちゃっても過言ではないと思います。

オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』が、これまでのオンラインサロンと大きく違ったのは、「情報ではなく、ストーリーを売る!」と言い切ったところで、おかげで会社は毎日潰れかけ、スタッフさんは今日も死にかけています。

「インターンの小田っち」は、大女優・戸田恵子さんに震えながら指示を出して、ゾンビみたいになっていましたし、

エッフェル塔の個展のリーダーを任せられた「インターンのセトちゃん」は、たぶん、昨日あたりに死にました。

(頑張って生きよう!)

すでにお気づきかとは思いますが、このサロンの記事でも、『いいね』やコメント数が多いのは、「情報を売った回」ではなくて、立川志の輔師匠に出演オファーを出しに行った回&その結果報告回で……つまり「ストーリーを売った回」です。

ここで、話がウンと飛びますが、たとえば皆さんが10000人の前で演説をしなくちゃいけなくったら、どうします?

一万人目のお客さんは、数百メートル先にいて、その人にもメッセージを届けなくちゃいけません。

きっと、遥か遠くにいるお客さんにも届くように「大きな声」を出されると思うのですが、これは間違いです。

「1万人に届く大声」は、最前列に座るお客さんからすると不協和音以外の何物でもなく、このままだと、最前列のお客さんにはメッセージが届きません。

ホラ、小学校の時、学校の先生が「静かにしなさーいっ!!」と大声で叫んでいたけど、全然、静かにならなかったでしょう?

あれは届いてないんです。

1万人に声を届けようと思ったら、やらなくちゃいけないのは、「大声を出す」ではなくて、「声を飛ばす」ですね。

ボリュームじゃなくて、飛距離です。

小声でも、最後列のお客さんに届くようにしなくちゃいけないわけですね。

それには、緩急をつけて『聴く体勢』を整える技術も必要ですし、「ちょっといい?」と投げ掛けた時に、「この話は聞かなくちゃいけない」という迫力を出すことも必要です。

整体やセックスと一緒ですね。

力いっぱいやるのではなくて、身体も心もキチンとほぐしてから、やる。

芸人は、この「声を届ける訓練」を毎日何十年も続けていて、一流の芸人になればなるほど、声を届けてくれるまでの気配りが絶品で、「マイナスイオンが出てるんじゃないかしら?」と思えるほど、“心地が良い”んですね。

僕はジョギング中に、立川志の輔師匠の落語をずっと聴いているのですが、それこそ『ガラガラ』なんて100回以上聴いているのに、まだ聴いてしまうんです。

ストーリーもフリもオチも全部知っているのに、です。

つまり、そこで僕が仕入れているのは、「情報」ではなくて、“心地良さ”なんですね。

名人の声の気配りで気持ち良くなっているんです。

『ガラガラ』のフリとオチを文字で届けてしまうと「情報」になりますが、『ガラガラ』を立川志の輔の声で届けると「心地良さ」になるわけです。

下に添付した画像(ツイート)をご覧いただきたいのですが、きっと彼女は「情報(文字)」では救えなくて、「心地良さ(声)」でしか救えないんですね。

僕が取りこぼしていたところはココで、そういえば「西野亮廣の場数」ったら半端なくて、そういえば声を届ける名人でした。

『Voicy』で僕が売っているのは(無料だけど)、情報ではなく、ストーリーでもなく、「心地良さ」で、この「心地良さ」は『西野亮廣の声』でしか届けることができないので、ここに価値があるのだなぁと思いました。

これが『Voicy』スタート3日目の結論です。

また何か面白い発見があれば、共有しますね。

現場からは以上でーす。

今日も一日、頑張りましょう(*^^*)

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