飛行機はVIP席で飛ぶ

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2019年10月6日

おはようございます。

Twitterでのセクハラプロポーズに飽きてしまい、再びTwitterの存在意義を失っているキングコング西野です。

さて。

今日は『飛行機はVIP席で飛ぶ』というテーマでお話ししたいと思います。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、飛行機の運航に関わる売り上げの8割以上は、ファーストクラスやビジネスクラスといった、いわゆる『プレミアムシート』が担っています。

エコノミークラスの売り上げだけでは、飛行機は飛べない(赤字になる)んですね。

この「VIP席の皆様、あざーっす!」というビジネスモデルは、飛行機に限らず様々なところで適用されていて……たとえば毎年お台場で開催されている『ULTRA JAPAN』には、普通席の他にVIP席があり、こちらはチケット代が「3万円」、そのさらに上にはVVIP席というものがあって、こちらはチケット代が「50万円」前後です(※詳しくは調べてね)。

普通席の売り上げだけでは『ULTRA JAPAN』は回せないんですね。

言い方を変えると、VIPやVVIPの人達が、たくさんお金を払ってくれているから、普通席の値段を下げることができているわけです。

昨日からスタートしたVoicyの個人スポンサーなんて、まさにそれで、一人のVIPリスナーが1万円を払ってくださっているおかげで、それ以外の人は無料で視聴することができています。

VIPは特別な体験ができますし、VIP以外は、おかげ樣で、比較的安い値段でサービスを受けることができるので、そこそこ皆に優しいビジネスモデルなのですが、これが意外と別の分野で適用されていなかったりします。

たとえば漫画『ONE PIECE』は、中学生であろうと、上場企業の社長であろうと、一冊440円。

ここに、「作画の様子(動画)も付けます」という4万4000円のVIP本を作れば、熱烈な『ONE PIECE』ファンの上場企業の社長は買うでしょうし、そのVIP本が一冊売れれば、中学生100人に無料配布することができます。

絵本『えんとつ町のプペル』は完全にこれをやっていて、それこそVoicyのVIPの売り上げで絵本を買ってスラム街の子供達に寄贈できています。

1回の放送で、5冊寄贈できるわけですね。

映画であろうが、八百屋さんであろうが…世の中にある様々なビジネスが取りこぼしているのは、「お金を出したいVIPがいるのに、VIP席を設けていない」というポイントで、絵本にVIP席を作れたのだから、少し頭をひねれば、あらゆるビジネスに適用できると思います。

VIPの恩恵を受けた人達の中に、未来のVIPが眠っているので、その循環を作りだしてあげると結構みんなが幸せになると思います。

現場からは以上でーす。

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