「会えるタレント」の価値

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2019年10月17日
おはようございます。

いつも必要以上にステロイドを処方してくれるボケたお爺ちゃんが院長の耳鼻咽喉科が潰れてしまって、絶望しているキングコング西野です。

(※声が出ないと仕事にならんのです)

さて。

今日は『西野がビジネス書から遠ざかっている理由』について、お話ししたいと思います。

昨日、とあるモデルさんが「オンラインサロンをやりたい!」と言っていたので、「だったら、『CM女王』(お金を貰ったら、何でも宣伝する人)をやって、信用を落としている場合じゃないですよ」とアドバイスしたところ、SHOWROOMの前田さんが、

「昔はステージの上は嘘の世界だったので、『ステージの上のキャラをやってまーす』で嘘が許されたけど、今はステージの上でも『本人』をやらないと『嘘つき』扱いされるようになった」

と言葉を添えてくださって、なるほどなぁと思いました。

本音を語るキャラのロンブーの淳さんのクラウドファンディングや、カズレーザーさんのオンラインサロンが、大きくなっていかないところを見ると、これまで「広告費」で生きてきたタレントが収入のベースを「ダイレクト課金」に移動させるのは、ミリ単位のブランディング(癖の改善)が必要で、手厳しいことを言うと、ここから多くのタレントさんがオンラインサロンを始めると思いますが、ほぼ全員失敗するでしょう。

一方で、タレントは、失敗しながらも「ダイレクト課金」「直接会える」を追いかけるので、「会えるタレント」の価値は、ここからグンと下がると見ています。

冒頭のアドバイスと矛盾するようですが、「リアル」の価値も下がると見ています。

タレントYouTuberが増えれば増えるほど、一般人とタレントとの距離は近くなるので、尚更。

これは、もう『希少価値』の話で、虚構に溢れた時代はリアルが価値を持ちますし、リアルが流行ると虚構が価値を持つ…といった感じで、時代は『振り子』のように右へ左へ揺れています。

テコの原理が働く(反対方向にラッキーな結果が出る)ことを「レバレッジが効く」という言い方をしますが、国内だと『リアル』『本音』のレバレッジが最も効いたのは、『革命のファンファーレ』を出した時期(2017年)で、ここからは圧倒的なファンタジーを作れる人間が価値を持つ時代に入るでしょう。

「一番売れなかったビジネス書が13万部」というビジネス書の鬼ベストセラー作家のキングコング西野が、しばらくビジネス書から離れている理由は、そんなところにあります。

昨日、田村Pから「『夢幻鉄道』は『えんとつ町のプペル』を完全に超えたね」と言われて、ニヤニヤしています。

徹底的にファンタジーを作りに行きます。

明日の記事では、来年1月に開催が緊急決定した舞台『えんとつ町のプペル』のお話をしようと思います。

最後に、メッセージ性がありそうで、これといったメッセージがない写真を添付しておきますね。

現場からは以上でーす。

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