「機能」ではなく「物語」で差別化

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2019年10月22日

おはようございます。

自分のお金で3000円のパンケーキを食べて批判される官房長官を見て、将来は絶対に官房長官にはならないことを決めたキングコング西野です。

さて。

昔、「モーニング娘。」や「CHEMISTRY」といったスターを輩出した『ASAYAN』という番組がありました。

オーディションの段階からカメラを入れて、デビューするまでの物語を追いかけていく「スター誕生ドキュメンタリー番組」です。

僕らは、この『ASAYAN』という番組をもう少し解像度を上げて整理する必要があって…

『ASAYAN』がやったのは、スター(完成品)を商品棚に並べて売る『レストラン型』でははく、視聴者を巻き込みながら、商品棚に並ぶスター(完成品)になるまでの「物語」を売る『BBQ型』。

それが結果として最も顕著に出たのが、オーディションに受かって“完成品(技術)”を売った「平家みちよ」よりも、オーディションに落ちて“物語”を売った「モーニング娘。」の方がスターになったことでしょう。

皮肉な話ですが、【視聴者巻き込み型】という番組の性質上、「『完成品』は(視聴者が参加できる余白が無いから)クオリティーが低い」となったわけですね。

くれぐれも言っておきますが、「平家みちよサンのクオリティーが低い!」という話ではなくて、「『ASAYAN』という物語競争においては、完成されているアーティストのクオリティーは低くなってしまう」という話です。

もうお気づきだとは思いますが、これは、今の『オンラインサロン』とまったく同じです。

『ASAYAN』と『オンラインサロン』が違うのは、巻き込んでいる人数(質)と、制作費の出所ぐらい。(※ASAYANは広告費)

んでもって、ここからが本題です(おせーよ!)。

本来であれば、新人がデビューするときは、広告代理店さんに広告費をかけてプロモーションをお願いして、当たったりハズれたりするのですが、

デビュー初日からスターだった(利益を出していた)『モーニング娘。』や『CHEMISTRY』という結果を見て分かるとおり、完成するまでの物語を販売した『ASAYAN』という番組は、広告代理店(販売・プロモーション組織)として超絶優秀です。

そして、2日~3日前にもチラッとお話しましたが、『ASAYAN』と同じように、次は、一部の『オンラインサロン』が広告代理店化していくでしょう。

《今日のポイントはココです!》

あらゆる商品が出尽くして、「機能」ではなく「物語」で差別化を図らないといけなくなった時代に入った今、「物語」を売ることを生業としている『オンラインサロン』は、今の広告代理店に求められている機能を兼ね備えているわけですね。

「名前を聞いたこともない広告代理店にお願いするのであれば、すでに影響力も、ファンも抱えている有名オンラインサロンに広告・プロモーションをお願いした方が遥かにコスパがいい」というオマケ付き。

僕が本屋さんなら箕輪サロンに広告費を払って、宣伝・プロモーションしてもらいます。

サロンオーナーに、お金以外の+αのメリットを用意できれば、自分事として一生懸命やってくれるので。

そんな中、僕のところにポテトチップス『わさビーフ』のパッケージデザイン&広告・プロモーションの依頼が舞い込んできました。

CM出演ではなくて、「パッケージデザイン&広告・プロモーション」です。

こういう仕事は、これまでタレントではなく、広告代理店案件だったのですが、オンラインサロンを持っていると、こういう仕事が舞い込んできます。

迷わず「やる!絶対に、やる!」と答えた僕に(#エッフェル塔の個展直接)、まわりのスタッフはビックリしていましたが、やる理由はただ一つ。

「普段、食べているから」です(*^^*)

お酒のツマミに、シンプルに好きなんです。

今年の春はTOYOTAさんのデザイン&広告もやりましたが、今後、オンラインサロンの広告代理店化は加速していくと思います。

リアルな話をすると、広告代理店業はサロン記事のネタにもなるので、(株)NISHINOの事業の一つになっていきそうだなぁと思っております。

現場からは以上でーす。

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