町を作る究極の二択

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2019年11月3日
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おはようございます。
お喋りがあまり得意ではないので、肛門を晒すことでなんとかテレビに出ている肛門系芸人のキングコング西野です。(※詳しくは「ゴッドタン」で)

さて。
ラオスに建設していた小学校が、ほぼほぼ完成しました。
ラオスには結構厳しめのルールがあって、僕らが建物の素材やデザインに口を挟むことはできませんが、このプロジェクトの目的は「西野の世界観を広めること」ではなくて、「子供達が安心して勉強ができる環境をプレゼントすること」なので、ラオス側から指定されたデザインで全然オッケーっす。

来年2月の開校式に出席させていただきます。
インターンのセトちゃんが「僕も行きますから」と言っていましたが、お前、インターン期間、もう終わってね?
つくづく面白いヤツです(^-^)

ラオスの未来が今よりも明るいものになるよう、引き続き、祈り、行動していきます。
そんなこんなで今日は『町を作ること』というテーマでお話ししたいと思います。
先日、幻冬舎の箕輪さんから「村(町)を作ろうと思っています」という話を伺いました。

コミュニティーを作った後に、コミュニティーが過ごすハコを作るのは、とても自然な流れで、くわえて、「町を作る」ということ自体が(コミュニティーの結束を深める)コンテンツになるので、とてもいいことだと思います。
町を作る際、まず迫られるのは次の二択です。
①利便性が悪い場所に町を作るか?
②利便性が良い場所に町を作るか?

やっぱり、利便性の良い場所には、すでに町が作られていて、当然、今の暮らしを守ろうとする住民の方がいるので、そこで好き勝手することは、なかなか難しいです。
他方、利便性の悪い場所(=山奥)には人がおりませんので、土地さえ買ってしまえば、そのあとは目立った反対運動などはありません。
山奥なので土地の値段も安いです。

町を作る際の最大のハードルは、「予算」と「人の感情」で、利便性が悪い場所のハードルは「予算」だけなので、作業の進みも早いです。
開発の展開が早いので、読み物としても面白い。

「一緒に作ること」を面白がるオンラインサロンのコンテンツとしては、もしかすると、利便性が悪い場所に町を作った方が良いのかもしれません。
ただ、作ったはいいものの、運営が大変です。
利便性が悪い場所は、作りやすいですが、通いにくい。

典型的な例が「ハウステンボス」で、総工費2200億円をブチ込もうが、人は、東京駅から6時間かかってしまう「ハウステンボス」よりも、もう少し近い「海外」を選びます。
(※ちなみに、「東京ディズニーランド」は東京駅から30分。「川西市」は大阪駅から30分)
利便性が悪い場所に足を運んでもらう為には、都度都度イベントを開催したり、小まめに広告をうちまくらなくちゃいけないので、予算も精神も削られてしまいます。

利便性が良い場所だと、こういった運営コストは小さく収められるのですが、先程も申し上げたとおり、利便性が良い場所にはすでに人が住んでいるので、地元住民の皆様との開発段階前の対話(御理解)に膨大なコストを要し、オンラインサロンの読み物としては少し退屈なモノになるかもしれません。

どちらが正解というのはなく、結局、二択で、
作る過程を面白がる為に、利便性が悪い場所に作るか、運営していくことを考えて、利便性が良い場所に作るか。
後者を選ぶ場合は、メンバーに説明する必要があると思います。

「僕たちがやろうとしていることは、時間がかかることなんだよ。それでも、やろうよ」と。
今日は、これから川西に帰って、地元の方と交流してきます。
「今日は川西の皆さんと呑みました」という報告は、読み物としては非常に地味だと思いますが、利便性が良い場所に町を作る上で、とっても大切な時間だと思っています。
時間はかかりますが、引き続き、宜しくお願い致します。
結果は必ず出します。
現場からは以上でーす。

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