集客装置(2019年11月9日)

この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2019年11月9日
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おはようございます。
梶原君から「俺のTwitterをのっとった犯人、どんなヤツやと思う?」と訊かれたので、「そんなもん、40代半ばのモテないオッサンに決まってるやん」と偏見が凄まじいキングコング西野です。

さて。
今日は「ほー!」「なるほどー!」という話ではなく、『渋谷に出すお店』の進捗状況の共有です。
事情を知らない方の為に、あらためて説明しますと、渋谷センター街のド真ん中にビルを丸々一棟買っちゃったブッ飛んだ会社から、「ビルの一階部分を自由に使っちゃってください」と、これまたブッ飛んだ依頼がきて、現在は「意外と難易度の高い依頼だなぁ」と興奮しているところです。

さて、ここを何屋さんにしましょうか?
この問題は結構、難しいですよ(*^^*)
最初に頭に浮かんだのも、先方さんから提案されたのも『絵本のグッズショップ』でしたが、僕自身、よっぽどハイペースで新作グッズが発表され続けないかぎり、渋谷のグッズショップなんぞに何度も通ようなことはしまんし、そもそも、そんなに何個もグッズは要りません。
となってくると、所謂『グッズショップ』は少し難しいそう。
とりあえず、「クライアントさんがおそらく求めているコト」と「今現在の問題」を一旦整理してみましょう。

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【クライアントさんが西野に“たぶん”求めているコト】
①新しいビルになるべく人を集客して欲しいなぁ
②キンコン西野と3万人のサロンメンバーを絡めたら、なんか面白いコトになりそうなんだけど、なんかないっすか?
③クリエイティブの雰囲気が漂うビルにしたいなぁ
【今、抱えている問題】
①「グッズ」だけではリピーターが生まれないので、グッズを売り切った時点で集客が止まってしまう。
②そもそも、「グッズ」って、そんなに要る?
いやいや、熱狂的なファン以外は、絶対に要らねえ!
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こんなところでしょうか。

やはりポイントは『集客』で、ひとつ確かなことは「グッズを集客装置(来店理由)にしたら死ぬ」です。
「“絵本の熱狂的なファンが一部しかいない”3万人のサロンメンバー全員」が何度も足を運ぶ場所を何度想像しても、その真ん中にあるのは「絵本のグッズ」ではありませんでした。
3万人のサロンメンバー全員が求めているのは、「挑戦を応援し合える繋がり」や「安心」で、となると渋谷のお店のメインコンテンツは「コミュニケーション」で、「その脇でグッズが売っている」というぐらいのバランスが良さそう。

お店の場所を正確に把握したかったので、先日、いただいた地図をもとに渋谷センター街を歩いてみたのですが、お店は本当に本当に本当にセンター街を入ってすぐの場所で(※その時の動画を添付しています)、言ってしまえば『渋谷の入り口』なんです。
ここだと、サロンメンバーが渋谷に行った時に「まず立ち寄る場所」として機能しそうです。
「一人で渋谷に行っても、あそこに行けばサロンメンバーがいる」という安心や繋がりが買える場所です。

来年5月に大阪で仕掛ける個展会場同様、ここでも『たまり(※お客さん同士が会話し、繋がり合えるスペース)』のデザインが極めて重要な位置にあります。
一方で、濃すぎるコミュニティーには自然と「排除の力学(※古参が大声で喋って、一元さんが入っていきにくい空気)』が働くので、「古参が盛り上がりすぎる空間」はイエローカードです。
サロンメンバーをキッカケに、一般のお客さんが入ってこないと意味がないので。
まとめると、「排除の力学が働かない『たまり』の設計ができているグッズショップ」がどうやら今回のテーマ。
お店のオープンは来月。
またしても時間がねえよ!

本当に時間がないので、さっそく今日、設計の打ち合わせをしてきます。
話が進んだら、またここで共有しますね。
そして、何かアイデアがあったら、ください。
現場からは以上でーす。

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