映画えんとつ町のプペルの広告戦略

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。

2020年1月6日
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おはようございます。
連日、「数の子」の底無しの美味しさに白旗をあげ続けているキングコング西野です。

さて。
昨日の投稿では「想い」を語ったので、今日は、ゴリゴリの「戦略」を語りたいと思います。

『文化を熟成させるって大事だよね』という話です。

一昨日から、ついにビジネス書を書き始めました。今度は「リーダー」がテーマの一冊です。

ご存知のとおり、僕は『西野亮廣エンタメ研究所』という3万4000人のチームを運営しています。
3万4000人というのは、一つの「町」の規模で、このぐらいの町だと、性犯罪や車上荒らしなどが年間にそこそこ発生します。

だからこそ「法律」があるわけですが、法律では
「妬み」や「嫉み」などを規制することができません。
「誹謗中傷」などは、その気になれば、名誉毀損罪やら侮辱罪やらで懲らしめることができますが、懲らしめることにかかるコストを考えたら、
被害者の方が圧倒的に損をします。
結果、職を失う人が出てきたり、場合によっては追い込まれて自殺する人が出たりします。

こういった「間接的な殺人」を放置しているのが、当時だと「2ちゃんねる」で、今だと「Twitter」ですね。
これに対して、勝間和代さんとかが「法で規制すべきだー!」と言ったりするわけですが、僕が皆さんに対して「タコ!」と言っちゃうように、“誹謗中傷の線引き”というのは曖昧だし、かつ膨大なコストもかかってしまうので、『法で取り締まる』という解決方法は、あまり現実的ではないと思っています。

そんなこんなで、「法の力では、好き放題発言できてしまうオンラインの世界の平和を守ることができないというのであれば、だったら、何の力で平和を守ればいいのだろう? 誹謗中傷に対する抑止力は何だろう?」と考えるのが、チームリーダーの僕のお仕事だったりします。

結論を先に言ってしまうと、この空間の平和を守ってくれるのは『文化』です。
『文化づくり』を、もう少し掘り下げると、つまるところ『報酬設計』ですね。

基本は「性悪説(性弱説)」で、人は欲(自分が得をすること)に流れるので、挑戦する人が得をして、足を引っ張る人が損をする環境を作れば、よっぽどの変態でない限り、他人の足を引っ張ろうとはしません。

このサロンのコメント欄で、Twitter村のように、罵詈雑言を並べたり、テレビのワイドショーのように芸能人の不倫(他人の恋愛)に一言物申したりするのって、損しかないと思います。
「ダセエな」となっちゃう。

警察を置いて監視させるよりも、田舎の集落のように、天才万博のように、ブロックチェーン的に互いに管理しあって、「下品なことは、なるべくやめておこうね」「挑戦する人を応援しようね」「子供は大切にしようね」という文化を熟成させた方が、時間はかかりますが、長期的には安くつくと思います。

この『文化の熟成』というのが非常に大事で、今年、映画『えんとつ町のプペル』が公開になるのですが、この映画の広告戦略のひとつで、「ギフト」を考えています。

これまでどおり「自分の為に映画のチケットを買う」という枠も用意しつつ、「一人の大人が100人の子供たちに映画をプレゼントする」という“ギフト枠”も用意しちゃう。

これに対して、「なるほど!いいアイデアだ。ウチもやろう!」と他がやっても、あまり上手くいかないと思います。
そのコミュニティーでは「ギフト文化」が熟成されていないからです。
見知らぬ子供に贈り物をした時に得られる嬉しさ(報酬)を経験していないので、いきなり「映画を贈ろう!」と言われても、ピンとこないんですね。

「映画『えんとつ町のプペル』を子供達に贈る」に反応してもらうための、SHIBUYA FREE COFFEEだったり、先日のフィリピンのクリスマスプレゼントだったりするので、その下準備を飛ばしてしまうと、盛大にスベると思います。

文化を熟成させるのは非常に時間がかかりますが、やっておいた方がいいと思います。
とくに、モノが溢れている時代(モノを持ちたくない時代)においては、「ギフト文化」が根付いてるコミュニティーが強くなるので、御自身のコミュニティーをヤンワリと、そっちに持っていかれることをオススメします。

現場からは以上でーす。

《追伸》
このカバー、最高↓

【映画】『えんとつ町のプペル』西野亮廣 (カバー)

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