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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。

2020年3月3日
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トイレットペーパーが売っていないので、ほぼウォシュレットで解決しているキングコング西野です。

さて。

昨日は映画『えんとつ町のプペル』の宣伝会議がありました。

(コチラ→) https://note.com/maayamakino/n/n4e30b1cb5868

前売り券は、一度に刷る枚数によって、一枚あたりの単価が変わるらしく(たくさん刷れば刷るほど安くやるヨ)、スタッフさんから「1万枚と、3万枚と、10万枚の三択があります」と言われたので、「10万枚の一択の間違いでしょう?」と、お返事しました。死にました。

極端な話、前売り券が1枚も売れなければ、約1億5000万円の損失です。
鬼クソ頑張ります。

昨日の会議では、先日、このサロンに投稿させていただいた『映画の台本+ペアチケット』の提案をさせていただきました。
案の定、「映画公開前に台本を販売するのは…」という声が上がりましたが、「台本を買うような人は、かなりのコアファンで、コアファンは映画館に足を運ぶことを決めている」という説明をすかさず差し込み、乗り切りました。

いかなる場面でも、飛んでくる指摘を想定し、その「返し」を準備しておくというのは、とても大切です。

そして、そこから更に攻め込む西野。

なんと、「映画公開直前に映画『えんとつ町のプペル』の台本を、ネットで無料公開しませんか?」と提案します。
(※このことは、絶対にナイショだよー)

さすがに、どよめく会議室。
「いくらなんでも…」という声が各地で上がります。

しかし、考えてみてください。

『小説の映画化』なんて、まさにそれ(映画公開前の台本公開)じゃないですか。
そして、映画化される小説は、「映画公開までに、多くの人に手渡っていればいるほどイイ(集客に繋がる)」とされています。

徹底的にネタバレをさせて、「これが、どう映像化されるんだろう?」という興味で、お客さんを釣っています。

理屈でいうと、それとまったく一緒なのですが、どういうわけかアニメーションとなると、「ネタバレしたら、来てもらえない」という声が上がります。

ただ。

ネタバレを恐れるのであれば、舞台『えんとつ町のプペル』は、やっちゃダメだし、5月から全国各地を巡業する「映画『えんとつ町のプペル』のVコンテ上映会」なんて絶対にやっちゃダメです。

そこでは「VコンテのネタバレはOK」としているのに、「台本のネタバレはチョット…」というのは、整合性がとれていません。
皆がブレーキを踏んでいる理由が、『理屈』ではなく、『思い込み(常識)』になっているような気がしました。

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今回の勝負はものすごく分かりやすくて「ホームランを打たないかぎり、負け」です。

ホームランを打つ方法は決まっていて、誰よりも素振りをして、誰よりも研究して、そしてバッターボックスに立った時に「バットを長く持つ」です。
バットを長く持てば持つほど、空振りの確率も上がりますが、長く持たないことにはホームランは打てません。

昨日の会議の“締め”で「徹底的にシェアしましょう」という言葉を使わせていただきました。

こうして、3万8000人の方に戦略をお話しすることで、きっと僕は引き下がれない状況を作っているのだと思います。
責任の所在を明らかにすることで、自分のケツを叩いているのだと思います。

結構、怖いですが、おもくそ頑張ります。

余談ですが、声優さんにお配りする台本には、
『小栗旬=001』『山田孝之=002』…といった感じで、それぞれ【番号】が振られています。
「誤って世に出回ってしまった台本が誰のものなのか?」を明らかにする為です。

昨日、スタッフさんから「個展会場で、お客さんに販売する台本にも、1番~1000番まで、それぞれ【番号】を振ったら、面白いかもしれませんね」と提案されて、即採用しました。

スタッフ感が、より強まって最高ですね。

こんな感じで、試行錯誤、微調整を繰り返しながら、映画『えんとつ町のプペル』の制作を進めております。
「こんなのどう?」「こういう形でなら協力できるよ」というのがあれば、コメント欄までジャンジャン送ってきてください。

メガヒットさせて、明るいニュースを作るぞー。
おー!!!

現場からは以上でーす。

西野亮廣エンタメ研究所の入会ページのリンクはこちら

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