評価経済セカンドシーズン

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。

2020年3月13日
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おはようございます。
キラキラネームが当たり前の時代になり、宛名を入れるサイン会の難易度が格段に上がったことを伝えていきたいキングコング西野です。

さて。

皆様からいただいているコメントは、本当に全て読ませていただいています。
いつも、メチャクチャおもろいです。
(全部に返信できなくてごめんなさい)

昨日は『西野亮廣エンタメ研究所』のファーストシーズンとセカンドシーズンの違いについて、お話しました。
それを受けて、「ちょっと難しい」という声がありました。

超分かります。

僕の中でも、明確な答えが出ている問題じゃないので、きっと説明がフワフワしているのだと思います。

ただ、とってもとっても重要な話なので、今日は、『西野亮廣エンタメ研究所のセカンドシーズンで出さなきゃいけない答え』について、もう少し踏み込んで考えて、その答えを皆さんと共有したいと思います。

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▼ 評価経済の成熟期に入った
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自分が「クライアント(広告費を出して、商品を売る側の人間)」だとして、考えてみましょう。

タレントに商品を持たせたり、フォロワー数の多いインフルエンサーに商品を持たせて宣伝をしても、ただ認知されるだけで、どうも実売に繋がりません。

それもそのハズ。

タレントや、フォロワー数の多いインフルエンサーは、「お金を貰って商品を宣伝している人(=お金さえ渡せば商品を宣伝してくれる人)」と世の中に認識されちゃったので、商品の良し悪しが分からないんですね。

そんな中、
フォロワー数を増やそうとも思っていない、
テレビに出ようともしていない、
そして、どうやら広告費を活動資源にしていない『信用持ち』が現れます。

『信用持ち』はクラウド(大衆・エンドユーザー)と直接繋がり、クラウドからのダイレクト課金で生きています。

よって、『信用持ち』には「エンドユーザーには絶対に嘘をつかない」という鉄の掟があります
エンドユーザーを騙してしまうと、収入が無くなるわけですね。

「嘘をつかない」をコツコツと繰り返しているうちに、『信用持ち』を支持するクラウドがジワジワと増えていき、ついには『信用持ち』が一度、「この商品、いいよ」と言おうものなら、一定数は確実に売れるようになりました。

クライアントが、ここに目をつけるのは至極当たり前の流れで、そりゃ、売れるかどうかが不透明な「認知タレント・認知インフルエンサー」に宣伝させるよりも、
確実に売ってくれる「万人規模の信用を獲得した『信用持ち』」に宣伝させた方が良さそうです。

そこで白羽の矢が立ったのが、僕らですね。

『西野亮廣エンタメ研究所』に宣伝を頼めば、世に出る前の段階で、4万人に宣伝できるんだもん。
そりゃ、企業は、そこにお金を出しますよ。

「フォロワー数と広告費を無視して活動し続けた結果、広告費が集まってきたよ」という話ですね。

前には進んでいるのですが、これは上手くやらないといけません。
西野は「セカンドシーズンは、上手くバランスを取っていかないといけないね。これは、結構、難しいよ」と言っていますが、何が、どう、難しくなったのでしょうか?

一緒に考えていきましょう。

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▼ それぞれの「希望」は何だ?
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セカンドシーズンの登場人物は以下の3人です。

・エンタメ(エンタメを作る人)
・クラウド(大衆・お金を出す人)
・クライアント(企業・お金を出す人)

それぞれに希望は、以下の通り。

・エンタメ(エンタメを作る人) → 面白いことをしたい
・クラウド(大衆・お金を出す人) → 面白いことに参加したい
・クライアント(企業・お金を出す人)→ 自社製品を売りたい

ファーストシーズンは「エンタメ」と「クラウド」しかいなかったので、双方の希望を叶えるのも、比較的簡単だったんです。

「えんとつ町のプペルを作って届けたい人(エンタメ)」と「えんとつ町のプペルに参加したい人(クラウド)」の双方の希望の落とし所として、たとえば、『プペルのカバー曲企画』であったり、『クラウドが企画する「えんとつ町のプペル 光る絵本展」』であったり。

このように2者の間でウィンウィンの関係を作るのは、想像がつきますよね?

ところが、ここに、カルビーさんが「『かっぱえびせん』を売りたいです。広告の予算は出します」と来たらどうでしょう?

なかなか難しいですよね?

クラウドの希望は、あくまで「えんとつ町のプペルのプロジェクトに参加したい」です。

となってくると、「えんとつ町のプペル」と「かっぱえびせん」を上手く絡めなければいけません。
上手く絡めることができるのであれば、クラウドの期待を裏切ることもなく、動く予算も大きくなるので、さらに面白いことができそうです。

一方で、上手く絡められないのであれば、全員が損をするので、そもそもカルビーさんのお話を受けるかどうかの判断をしなければなりません。

これは「最大公約数」的な考え方で、12と18の最大公約数は「6」ですが、12と18と20の最大公約数は「2」です。

「参加者が増えたことによって、結果が縮小する」ということは往々にしてありえるので、この場合、20を入れてはいけません。

「エンタメ✖️クラウド」の最適解を出せばよかったにファーストシーズンに対して、

「エンタメ✖️クラウド✖️クライアント」の最適解を出さなきゃいけないのがセカンドシーズンです。

直近でいうと、インターン生の「まーちゃん」が担当する『LUCUA大阪』での万人規模に個展プロジェクトが、まさに。

「お客さんの希望を叶えつつ、LUCUAさんの希望を叶えつつ、西野の希望も叶えてね」というのが今回の宿題です。

厄介なのが「西野」で、西野は凡庸な表現をとにかく嫌います。

どうなることやら?

現場からは以上でーす。

【追伸】

ルクア大阪の個展プロジェクトの打ち合わせは、こちらのグループでおこないます。
興味がある方は、ご参加ください(※ロム専もOK!)

西野亮廣エンタメ研究所の入会ページのリンクはこちら

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