「自分の取り分」を設計

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この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2020年6月1日
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おはようございます。
英会話レッスンで一番最初に学んだ言葉が「I am ファンタスティック!」だったキングコング西野こと「どう考えたって性格が明るいヤツ」です。
さて。
昨日は『挑戦(応援)を続けるフレームワーク』について、お話しさせていただきました。
A○=やりたいコト
B○=できること
C○=相手の取り分
D○=自分の取り分
…というやつです。
(※詳しくは昨日の記事を御覧ください)
たとえば、僕が『雪だるまを作りたいヤツ』で雪だるまを作ったら、そのアクションはAとDの円が重なっている場所に位置します。
この場合の『自分の取り分』は、「作りたいものが作れて満足した」程度でしょう。
僕らが日常生活でやっていることは、大体、ココだと思います。
もし僕が『イイ感じの雪だるまを作る能力があって、雪だるまを作りたいヤツ』で雪だるまを作ったら、そのアクションはAとBとDの三つの円が重なっている場所に位置します。
この辺から若干「仕事」っぽくなってきますね。
SNSやYouTubeで「クオリティーが高すぎる雪だるまを作ってみた」でバズらせることができるかもしれません。
そこでフォロワー(信用)が増えれば、本業の売り上げに繋げることができたりします。
(※楽器が上手すぎるばっかりに店の宣伝になってしまっている会社員の永田さん↓)


そんな中、雪まつりの主催者が「ハイクオリティーの雪ダルマが欲しい」と言い出したり、雪国の店主が「冬の間の店の看板となるハイクオリティーの雪ダルマが欲しい」と言い出したら、これまでのアクションが「仕事」として回り出します。
AとBとCとDの円が重なっている部分ですね。
挑戦(応援)を続ける為には、この位置でアクションを起こすことが必要だよね、という話です。
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▼ 「自分の取り分」を設計しやすくする
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昨日の復習みたいな内容で申し訳ないですが、C(相手の取り分)とD(自分の取り分)を一まとめにして『求められているコト』とすることも可能なのですが、そうしてしまうと、ついつい「自分の取り分」を外してしまいます。
D(自分の取り分)のフレームを設けておくことで、「自分の取り分」を設計に組み込む心理的ハードルを下げることが重要で、とくに、「永続的な支援活動」を企画する場合は、ここがメチャクソ大事です。
ずっと続けていく活動は、このフレームワークに当てはめて企画することいいと思うのですが、最後に、「ここは気をつけておいた方がいいよ!」というポイントについてお話します。
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▼与えすぎることで「相手の取り分」を奪うことがあるよ
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昨日、サロンメンバーの撫佐さんに英会話レッスンをお願いしてみました。
その際、レッスン料をお支払いしようかと思ったのですが、ギリギリでやめました。
友達の店に行った時に「友達だから、お代は要らないよ」と言われると、次から行きにくくなりません?
そのつもりは無いのに、次から店に行く自分が『無料につけこんでるヤツ』になってしまうからです。
要するに、『相手が受けとるサービスの適量』というものがあって、それを超えて与えてしまうと、相手の負担になってしまう。
もっと言うと「西野を店を利用して、西野の応援をした」という『相手のドヤ(取り分)』を奪ってしまうことになる。
「与えすぎると奪うことになる」というのも変な話ですが、SNS時代は「ドヤ」が大事で、「いいね」がポイントになっているので、相手が自分に対して与えようとしているものを拒む行為は、相手の為にならないんですね。
(…これ、伝わってますかね?要するに現代は「いいね」がお金になっているのだから、それを奪っちゃダメだよって話です)
おそらく英会話レッスンに関しては「西野がサロンメンバーに宣伝する」で十分満たされていて、プラスαで料金を支払ってしまうと、相手のポイントにならない。
ここの線引きを超大事で、自分が奪いすぎないように「ごちそう様です」をして、相手を勝たせること(しかし勝たせすぎないコト)が、長続きする挑戦や応援に求められていると思います。
もはや心理戦に近いです(笑)
「1回目のクラウドファンディングでは支援が集まったのに、2回目のクラウドファンディングではまったく集まらない」という人は、だいたい、ここの設計が雑です。
メチャクチャ考えてください(#丸投げ)。
現場からは以上でーす。
【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

西野亮廣エンタメ研究所の入会ページのリンクはこちら→https://salon.jp/1hc1srjr-johu-o7eg-33xn-r8u88p2slizf

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