この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2019年4月14日
おはようございます。
先日いただいた毎日新聞社主催の「毎日広告デザイン賞」の『最高賞』は広告界のM-1グランプリみたいに位置付けらしく、絵本作家に続き、広告マンとしても日本一になったらしいキングコング西野です。
さて。
僕には明確な目的があります。
それは「みんで一緒にゴールテープを切ること」です。
足の遅いメンバーを切り捨てるのは簡単ですが、せっかく搭載している脳ミソをそんなに簡単なことには使いたくなくて、「どうすれば足の遅さが個性となって、チームにとって必要なメンバーになるのか?」ということを僕は考えます。
まずは、その人を「イイね」と肯定して、そのあとに、「その人のどこがイイのか?」を考える方が頭の体操になるので、僕にとってはプラスです。
なので、誰か一人を置いてきぼりにするチームづくりには興味がなく、基本ルールとして『全員参加』です。
普通の主婦がディズニーに挑む
そんなこんなで昨日はサロンメンバーの皆さんと映画『えんとつ町のプペル』の仮アフレコ収録がありました。
「仮アフレコ」というのは、絵コンテに入れる声のことで、本来、これは現場スタッフ(アニメーターさん達)がやるものなのですが、「お客さんと一緒に映画を作りましょう」とスタッフを口説き落として、仮アフレコをサロンメンバーにお願いすることになりました。
そりゃあ、素人さんなので、そんなに上手じゃないですよ(笑)
棒読みだし、緊張して、やたら噛むしww
そりゃあ、プロにお任せした方が収録もスムーズに進みますし、クオリティーも高くなります。
ですが、昨日の仮アフレコに参加された方は、絶対に家族や友人を誘って映画『えんとつ町のプペル』を観に来るし、もう「自分の作品」になっているので、きっとオープニングのタイトルを見ただけで、こみ上げてくるものがあるハズです。
中には、オープニングのタイトルを見ただけで泣き出す人もいるかも。
そんなの最高じゃん!
日々、様々な実験を繰り返しているのですが、経験上、「ゲームで優勝した時」よりも、「ゲームチェンジに成功した時」の方がインパクトが大きくて、今回の場合だと、
「プロが作った究極作品をお客さんに届ける【高級レストラン型】の映画」
から、
「お客さんが楽しむ作品をお客さんが作る【バーベキュー型】の映画」
へと“ゲームチェンジ”しようと思っています。
僕らがディズニーに勝てる可能性があるとするなら、そのポイントを突くしかありません。
僕が映画『えんとつ町のプペル』で描くのは、小学生や一般主婦やサラリーマンが「世界のディズニー」を超える物語です。
そもそも映画『えんとつ町のプペル』が、そんなストーリーなので、作り方も、そのストーリーに合わせます。
なので、皆さんが映画制作に参加できる場所をたくさん作りますね。
一緒に映画を作りましょう。
そして、世界を獲りましょう。
絶対にやれるよ(*^^*)
現場からは以上でーす。
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