この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2018年7月2日
【考える夜】
『しるし書店』にスイッチが入った感があるな。
サイト内の動きが激しくなってきた。
何冊も『しるし本』を売っている店があるし、時々、数万円で売れる『しるし本』も出てきた。
この流れが目立てば目立つほど、妬み僻み層は「他人(作家)のフンドシで稼ぎやがって!作家が可哀想!」
というカードを切り始めるだろうな。
その防御策として、しるし書店では『しるし本』を出品する時に『新品本』のAmazonリンクの貼り付けを必須にして、出品すればするほど、作家の宣伝&売り上げに貢献するような仕組みにしているんだけれど、もっともっともっと、
『しるし本を出品することは作家支援だ』
となると気持ちがイイ。
【その為には、どうする?】
パッと思いついたのは、『しるし本』を出品する時に「出版社」を記入することを必須にして、「どの出版社の『しるし本』が、どれくらい売れたか?」を運営で把握しておいて、『しるし本』の売り上げの数%を(頼まれてもいねーのに、コチラから)出版社に振り込む。
これ、具体的にやれるのかな?
見城さんとかに直接聞いてみよう。
他に、何か、『作家支援』になるような、『しるし書店』のアプローチってありますかね?
『しるし書店』のユーザーが、この5日で200人増えました。
やったことと言えば、「ブログで2~3度とりあげたこと」と「ユーザー同士の交流会」を開催したこと。
(※今朝、『しるし書店』のことがYahoo!ニュースに取り上げられていました)
「ユーザー同士の交流会」は効果テキメンで、そこで互いのことを知って、フォローしあうので、交流会参加者が出品した『しるし本』が売れるまでのスピードが分かりやすく上がりました。
「“あの人”の『しるし本』なら欲しい」といったところでしょうか。
これからの時代は「あの人」になることが大切だと思います。
【『信用×○○屋』の可能性】
ご存知のとおり、『しるし書店』で販売しているのは、「本」ではなく、「出品者の視点」です。
当然、出品者に『信用』がなければ、『しるし本』は売れません。
『しるし書店』は、「古本屋」に「店主の信用」を掛け合わせることで生まれた、まったく新しい仕事です。
(※信用×古本屋=しるし書店)
僕は「紙の本」に興味があるので、掛け算の相手に『古本屋』をチョイスしましたが、この『信用×○○屋』の可能性は、まだまだかなり眠っていると思います。
SNSによって、個人が個人を採点できるようになった(個人の信用度が可視化できるようになった)から生まれた流れなのでしょう。
信用×靴屋=??
信用×カレー屋=??
信用×タクシードライバー=??
…みたいな調子で掛け算を続けていくと、新しい仕事が見つかると思います。
やってみてください。
ポイントは「商品を売るのではなく、店主の信用を売る」というところですね。
【追伸】
昨日の誕生日会で「僕、荷物を持ち歩くのが本当に嫌いなんです。荷物を持つと、フットワークが重くなるから、移動距離が減るじゃないですか」と言ってきた青年がいて、
「ニッチだけれど、キミと同じような人は必ずいるので、そういう人の為に、『荷物を家まで持って帰ってくれるサービス』を作ったら?」
と返しておきました。
家の鍵を預けられるほど“運び屋の信用度”が高ければ、成り立つよね。
収益化できるかどうかは知らねーけど(*^^*)
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【意見聞かせて】
薄々お気づきかもしれませんが、次々回作の『チックタック ~約束の時計台~』は、次に出す『ほんやのポンチョ』とうって変わって、おもくそ泣かしにかかります。
(※僕は、この物語を書きながら泣きました)
んでもって、今は、その『チックタック ~約束の時計台~』の表紙を作っているところなのですが、表紙デザイン、「夕方」と「夜」、どっちの方がお好きですか?
あ。もちろん、これはラフです。
【追伸】
タイトルロゴは「デザイン部」に投げようなぁ。
ちなみにこちらは『ほんやのポンチョ』↓
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