この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2018年7月17日
サロンメンバー(もしくは、その界隈)が仕掛けたクラウドファンディング。
お世話になっているスタンダードブックストアの中川さんの企画なので、メチャクチャ応援しているし、絶対に成功して欲しいと願っている。
そのうえで、これから少し厳しいことを言うけれど、どうか前向きな議論として受け止めていただきたい。
(※先に、コチラに目を通していただけると助かります↓)

目標金額(30万円)は集まると思う。
高単価のリターンを身内が買えばクリアだ。
ただ、このクラウドファンディングの真の目的が『講演会に客を呼び込むこと』であることは明らかだ。
そうなってくると、身内以外の層(主催者の普段の活動に興味がない層)にリーチして、ハートをガッツリ掴む必要がある。
そうでもしなきゃ、本屋の店主の講演会に300人を呼び込むことは不可能だ。
集客を甘く見ちゃいけない。
まずは、この企画のゴールを『講演会に客を呼び込むこと』と整理させていただく。
その上で、僕から意見させてもらうけれど…
この文章(プレゼン)じゃダメだ。
冒頭から最後まで0点。
この文章を書いているようでは、ゴールに辿り着けない。
×「彼が言った」→○「彼は言った」
×「時は熟した」→○「機は熟した」
普段、「文章を書いていないんだろうなぁ感」が随所に見られるが、そんなことはどうだっていい。
「うまい/ヘタ」なんて、心底どうだっていい。
そんなことじゃない。
僕らが聞きたいのは、こんな情熱大陸のナレーションみたいな言葉じゃなくて、オマエの声だ。
オマエの心の声だ。
オマエは誰なんだよ。
登場人物全員の正体を明確にしろよ。
「大人になった少女」って誰のことなんだよ。
この企画の旗振り役は誰なんだよ。
この文章を書いたオマエか?
だったら、オマエの名前を出せ。
オマエの顔を晒せ。
この企画の全責任の所在を明らかにしろ。
理解と誤解と賛辞と批判を全て受け止める覚悟を見せろ。
それら一切を隠し通すオマエの言葉に、誰が感動するんだよ。
逃げるな。表に出てこい。
「賽は投げられた」とか言ってんじゃねーよ。
オマエ、普段、そんな言葉を使ってねーだろ。
言葉を調べながら、言葉を綴っていることがバレてんだよ。
政治家の謝罪会見を見させられたような気分だよ。
全然、心が見えてこないじゃないか。
カッコつけてんじゃねーよ。
顔も名前も分からない、心も見せない。
そんなヤツをどうやって応援すりゃいいんだよ。
みっともない部分を晒せ。
弱い部分を晒せ。
もがいている部分を晒せ。
他人から、時間とお金を貰おうとしてんだろ?
だったら、オマエの覚悟を捧げろ。
「助けてください」と言え!
みっともなく叫べ!
ヨダレを飛ばせ!
熱くなっちゃって、こうして言葉が汚くなってしまったことは本当にゴメンナサイなんだけど、僕はこの企画が成功して欲しいと心から願っているし、頼まれてもいないのに口を挟んでしまった以上は最後まで応援し続けようと思う。
なので、どうかヘソを曲げないで、耳を傾けて欲しい。
戦略を練り直すことは何も恥ずかしいことじゃない。
僕らの目的は「戦略を練り直さないこと」じゃなくて、生き延びることだ。
このままだと確実に失敗する。
この問題の癌は『文章』じゃない。
この『取り繕った文章』から透けてみえる、主催者の覚悟だ。
覚悟を前に出して欲しい。
覚悟を前に出したリーダーが不器用だから、不安定だから、ほっておいたら死ぬから、まわりが助けようと思えるんじゃないか。
諦めちゃダメだ。
まだ間に合う。
僕はこういう勘を外したことがないから、大丈夫。
今回はサロンメンバーの問題だから、こうしてサロンに書いた。
なので、どうか主催者以外の方は、彼ら(彼女ら?)を攻撃することはやめて欲しい。
それだけは約束して。
こうして僕に派手に説教されて、きっと今ごろ凹んでいるから、フォローにまわってあげて欲しい。
「もっと、こうすれば良くなるかも」と前向きに寄り添ってあげて欲しい。
朝から暑苦しくてゴメン!
絶対に成功させよう。
頑張ろう。
超応援しています。
超西野亮廣
【追伸】
天才西野が作詞・作曲した『チンプンカンプンとんちんかん』を添付しておきます。
そのうち、キャンディで発売すると思います。
「東電の謝罪会見をテレビで見ている福島の酪農家さん」の歌です。
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