本を売った先の“落としどころ作り”

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2018年11月18日

おはようございます。

次に5日程度しか店を開けず、海外で遊び呆けているスナック『Candy』のママが、「今月の売り上げ厳しいんです……」と頭を抱えていて、今年1番の「そりゃそうだろうよ!」をブチ込んだ西野です。

僕が考える【スナック『Candy』(五反田店)の経営が苦戦している原因と改善策】は以下の通りです。

【原因①】まともにお酒を売っていない

【改善策】お酒を売ればいいと思う

【原因②】スタッフのやる気がない

【改善策】やる気を出せばいいと思う

【原因③】そもそも店を開けていない

【改善策】開ければいいと思う

【原因④】社長とママが店をほったらかしてパラオに行く

【改善策】パラオに行かなかったらいいと思う

【原因⑤】社長が働かずにイルカに乗っている

【改善策】イルカから降りればいいと思う

これを受けて、ママが出した答えがコチラ↓

CAMPFIRE, Inc.
「お金の流れをカラフルに。」株式会社CAMPFIREのコーポレートサイトです。会社概要、ミッション、経営体制、ニュース、採用などの情報をご覧いただけます。

#このまま事業計画とか立てずに邁進してほしい

#来月もイルカに乗って欲しい

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何の為の本なのか?

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さすがに、お気づきだとは思いますが最新刊『新世界』は自分の考えを嘘偽りなく綴りつつも、裏テーマは「『西野亮廣エンタメ研究所』のCM」でして、つまるところ、「読み物として成立している本気のチラシ」ですね。

一発ヒットの印税なんて、翌年の税金の支払いが悪戯に膨れ上がるだけなので、印税は放棄して、広告費に回して、毎月コンスタントに入ってくる収入(僕の場合だと絵本や美術館の制作費)をとりにいっています。

「本を出した」「出した本が売れた」の次のステップの、「出した本が売れたことによって、どうなるの?」という落としどころをデザインしておくことが大切で、『オンラインサロン』や『自分の会社(サービス)』を持たない著者は、「ファンになってもらう」しかありません。

クリエイターとして生きていくのならば、「本を作って、売る」だけでなく、本を売った先の“落としどころ作り”と向き合うことから逃げちゃダメで…

たとえば、

200万部超えの大ヒットとなった『キミたちはどう生きるか』を描いた漫画家の羽賀翔一さんは、あのやり方だと“本のヒットがファンの獲得に繋がっていない(作品と作者が紐付いていない)”ので、来年あたりから、クリエイターとしては、かなり厳しい生活になると思います。

本を作るのは大変だし、作った本を売るのはもっと大変です。

そのことに気を奪われて「ファンを作ること」をおろそかにしてしまうと、必ずどこかで活動がストップしてしまいます。

浮き沈みが必ずある水商売の世界で、沈んだ時に支えてくれるのは「ファン」なので。

ちなみに『革命のファンファーレ』は、すべてのクリエイターに向けた「君たちはどう生きるか?」です。

そんなこんなで、今夜はスタンダードブックストア心斎橋店で夜21時過ぎからサロンメンバー限定の交流会。

参加されるかたは、こちらのクラウドファンディングの500円のリターンにご支援ください。

では、のちほど!

https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/103

西野亮廣エンタメ研究所の入会ページのリンクはこちら

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