ニウエでゴーカート

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2019年9月6日

おはようございます。

高額セミナーの実態を知りたくて、ホームレス小谷を高額セミナーにスパイとして送り込んだことがあるキングコング西野です。

さて。

けんすうサンが旗を振るオンラインサロン『アル開発室』の会員が、立ち上げ間もなく500人を突破しそうです。

Salon.jp | アル開発室
アル開発室は、クリエイターエコノミーの事業に挑戦しているアル株式会社の裏側を知れるコミュニティです。

僕らはSNSのフォロワー数などで、数字がバカになっちゃっていますが、有料会員が500人を超えるというのは、もうメチャクチャすごいことで(だから西野もスゴイんですよ、きっと!)、最近、「オンラインサロン、オンラインサロン」と騒がれてはいますが、500人オーバーのオンラインサロンは国内でも10件ほどだと思います。

とにかく「アル開発室、さっそくスゲー!」ってことです。

そんな中、昨日、けんすうサンと「『大企業病』と『オンラインサロン病』ってあるよね」という話になりました。

前々から、サロン内で議論していたことを分かりやすく言語化しただけなのですが、整理すると、

大企業の社長が求めているものは『数字』で、その為には“コケないように”立ち振る舞わなければなりません。

これが、大企業が即断即決できない原因ですね。

一方で、オンラインサロンオーナーが求めているものは『物語』で、その為には“ときどきコケないといけない”ので、『コケない戦略』は、かえってマイナスになります。

少し乱暴に分けると、一般的な大企業の社長は挑戦すると死んで、オンラインサロンオーナーは挑戦しないと死ぬんですね。

(※それでも一流の大企業は挑戦を選ぶからスゴイ!)

んでもって、『株式会社アル』が面白いのは、「個人ではなく、会社でオンラインサロンをしているので、株主目線で見ると、メチャクチャ矛盾がはらんでいる」という点です。

一般的な株主からすると、そりゃ会社が勝ち続けて売り上げを伸ばしてくれた方が良いに決まっているので『失敗』を良しとしないのですが、一方で、「失敗が無い『アル』のオンラインサロン」なんかに人が集まり続けるハズがないので、「でもでも、定期的に失敗をしてもらわないと、オンラインサロンの収益が減っちゃうじゃん」というジレンマがあります。

『アル開発室』は決してファンクラブではありませんが、『株式会社アル』がやろうとしていることは、「会社の物語を売って、会社のファンを作る」で、「物語を売る」ということは「失敗も売る」ということで、これまで、これを上手くやれている会社はあまりないので、「どうなるのかあぁ?」とニヤニヤと見守っています(一応、僕は『アル』の株主です)。

これは「株式会社アル」に限った話ではなく、前々から言っていますが、あらゆる仕事が誰でも再現できるようになった現代で差別化を図ろうと思ったら、「ファンがいるか、否か」ぐらいしかないので(=カジュアル宗教の時代に入るので)、悲壮感が出ないように失敗を売る練習はしておいた方が良さそうです。

一応、僕は日本一のサロンオーナーなので、マナーとしては日本一挑戦して、日本一失敗をしなければなりません。

挑戦している時の方が会員が増えるから。勝てる仕事を続けてもマイナスでしかないわけですね。

なので「勝ち」が見えた仕事はとっとと手放して(後輩とかにプレゼントして)、新しい挑戦をしなければなりません。

僕が今、滞在している『ニウエ』は、昨日、大雨で、こんなことは『ニウエ』ぐらいでしか経験できないので、大雨の中、ゴーカートにチャレンジしました。

泥だらけになって、楽しかったです。

ゴーカートの帰り道に立派な建物があって、訊けば「会社とかを作れる場所」というので、ゴーカートの帰り道に『ニウエ』の会社を作ってみました。

ニウエのハチミツが美味しかったので、「ニウエのハチミツを輸入する会社」として登録したのですが、はたしてニウエのハチミツを輸入させてもらえるかどうかは分かりません。

これから、かけ合います。

西野亮廣は、まもなく「海外のハチミツ屋さん」としてデビューすることになりますが、どうか見捨てないでください。

会社が上手くいったら、誰かにあげます。

挑戦し続けます。

現場からは以上でーす。

【予告】

明日は『高額セミナーから学んだこと』というテーマで記事を書かせていただきます。

西野亮廣エンタメ研究所の入会ページのリンクはこちら

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