Salon.jpのオーナーの選考基準

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。
2019年9月11日

おはようございます。

「『&』は、三角座り(体育座り)みたいなビジュアルしてるなぁ」と思っているキングコング西野です。

さて。

『株式会社にしのあきひろ』は、『Salon.jp』というオンラインサロンのプラットフォームを運営しています。

現在、『Salon.jp』にサロンオーナーとして参加しているのは、けんすうサンと田村Pと僕の三人だけという弱小プラットフォームですが、田村Pのサロンは会員1000人を突破し、先日スタートした けんすうサンのサロン(アル開発室)は早くも会員600人を突破し、なんだか勢いがある感じです。

現在、次のオーナー候補として挙がっているのは、「尾原和啓さん」と「スナック『Candy』」です。

「スナック『Candy』」は、Campfireさんのプラットフォームからお引っ越しする形です。

ここから、ちょっと踏み込んだ話をします。

以前も少しお話ししましたが、オンラインサロンという文化がイマイチ爆発していない原因の一つに、「プラットフォームの信用」が大きく関係していると僕は考えていて、「お金になるから」といって、サロンオーナーになれるハードルをグッと下げて(審査を甘くして)、誰でもかれでもサロンオーナーとして挑戦できるようにした結果、会員から恨みを買ってしまうような「筋の悪いオーナー」が混じってしまい、プラットフォームの信用低下に繋がったのだと思います。

オンラインサロンのプラットフォーム運営には、「誰でも挑戦できる世界を作ろうとすると、全員の挑戦が潰されてしまう」という矛盾がはらんでいるわけですね。

運営する以上、このポイントを押さえておかなくちゃいけないと思います。

(※社員さんと自分に言い聞かせています)

とはいえ、選ばれた人しか挑戦できない世界なんて僕は大反対なので、全ての人が挑戦できて、そして全ての挑戦者を平等に応援する為に、『Salon.jp』がやらなくちゃいけないのは、プラットフォームのブランド化で、オンラインサロン界の『少年ジャンプ』になることだと思います。

少年ジャンプの連載に“挑戦する権利”は全員にありますが、もちろん全員が連載できるわけではありません。

メチャクチャ頑張って一定のレベルを超えなくちゃいけなくて、そのハードルの高さが少年ジャンプのブランド(信用)に繋がり、メチャクチャ頑張っている人の挑戦を正しく後押しできているわけです。

「オンライン」の「プラットフォーム」を作ろうとすると、どうしても「参加する人が多ければ多いほど良い!」「数や!数や!数で勝負やー!」というSNSのプラットフォームを見本にしがちですが、オンラインサロンのプラットフォームが見本にしなくちゃいけないのは、雑誌や新聞といった「掲載面積に限りがあることで信用を担保しているオフラインのプラットフォーム(紙媒体)」で、ここの舵取りを誤ってはいけません。

誰でも発信(あの手この手で記事を販売)できるようになったから、誰でも発信できるプラットフォームに価値は無くなってきていて、無制限に拡がり続けてきたインターネットの世界で「そろそろ制限をかけようよ」と振り子の揺り戻しが起きているのが今で、『Salon.jp』が突かなきゃいけないポイントはそこだろうなぁと思っています。

そして、もう一点。

少年ジャンプというプラットフォームに『友情・努力・勝利』という理念(連載する上でのルール)があるように、理念がブランドを作るので、当然、『Salon.jp』も理念を明確にして、理念にそぐわないサロンオーナーは器用してはいけなと思っています。

多くの方が喉から手が出るほどお金を欲していることは知っていますが、だから言って、「ウチのサロンに入ったら、稼げるようになりまっせー!ギャハハハ!」というサロンオーナーを『Salon.jp』に入れてしまうと、「Salon.jpって、結局、何なの?」となってしまうので、そこは「あなたが人気があるのは知っていますが、ウチでは扱えません」と正直にお伝えして、お断りするべきでしょう。

『Salon.jp』は、「先を走っている人(ゲームクリアした人)が情報を切り売りするオンラインサロン」ではなくて、「挑戦する人と応援する人のオンラインサロン」であり、『物語集』『現在進行形の自伝集』としてブランドになるべきだと思います。

「Salon.jpのオーナーの選考基準はどうなってるの?」という疑問を持たれている方がいらっしゃると思ったので、今日は、その疑問に答えてみました(*^^*)

現場からは以上でーす。

今日も頑張りましょう(*^^*)

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