小学校のプレゼント

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。

2019年10月9日
おはようございます。

この秋からニートになったのですが、その矢先、橋下徹さんがニートにガチギレしている動画を発見し、橋下徹さんとの共演を恐れているキングコング西野です。

さて。

ラオスの子供達にプレゼントする小学校が完成に近づいています。

インターンのセトちゃんが「僕、ラオスの開校式について行きますから!」と言ってましたが、お前、その時期はもうインターン終わってね?ww

もちろん全然オッケーっす。

サロンの中なので、ラオスのスタッフさんからのメッセージを共有すると、

「子供たちがいつも工事現場に見に来てうろちょろしているので、大工さんたちが作業に集中できないくらい。

ララの村長さんも、学校のことで相談や報告!と、よく早朝から電話してきてきます。村中が、小学校の完成をとても楽しみにしています!!」

とのこと。

よかったよかった(*^^*)

僕がラオスに小学校をプレゼントすることになった経緯はコチラ↓

(https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12459785377.html)

ザックリ言っちゃうと、「絵本の印税で小学校を建ててプレゼントする」なのですが、やっかいなことに僕の絵本には「制作費」というものがかかって、その制作費は会社のお金ではなくて、自分のポケットマネーから出しているんですね。

理由は、絵本の印税が僕の財布に入るからです。

ただ、その印税を使って小学校を建てていたら、「そもそも次の絵本の制作費はどうするんだよ?」という話ですし、制作費が工面できたとしても、もう西野の銀行の口座にはほとんどお金が残ってないじゃん…なのですが、全然構いません。

僕が「ひたすらイイ奴」というのも理由の一つにありますが、合っているのかどうなのか分かりませんが、僕には『お金を他人に使えば資本が増える』という考えがあります(※誰か、コメント欄でもっと分かりやすく言語化してください)。

たとえば、お金を払って小学校を買ったら、僕の手元からお金が無くたって、小学校が手に入るわけじゃないですか?

今回の場合だと「小学校をプレゼントした」というネタが手に入る。

これ、たぶん、等価交換ですよね?

僕の資本は1円も減っていない。

くわえて、ラオスの子供達に小学校をプレゼントすれば、彼らは僕に感謝してくださって、場合によっては、先々で僕を助けてくれたりもします。

すると僕の手元には「出ていったお金分の小学校」と「ラオスの皆さんからの使用」という価値が残り、小学校をプレゼントしたことで、手持ちの資本は増えています。

「資本を増やす」という観点から考えると『貯金』なんてしても仕方がなく思えてきて、『自己投資』か『他人に使う』をやった方がいいなぁと思い、今に至ります。

この考えの根底に流れているのは「投資家の血」ではなくて、「芸人の血」で、僕たち芸人はお金を払ってでも『ネタ』を買いに行くんです。

『すべらない話』で千原ジュニアさんが後輩と旅行に行った時の後輩の失礼エピソードを話しては、「考えられへんっ!」と怒って、笑いをとられている場面を何度も見たことがあると思います。

「だったら、なんで毎回、そんなドジな後輩を旅行に連れていくの?」と思われるかもしれませんが、あれはジュニアさんがスケジュールを割いて、ドジをしてくれる後輩を旅行に誘って、ドジをしてもらいにいっている……つまり『ネタ(エピソードになるストレス)』を買いに行っているんですね。

僕たち芸人は『ネタ』が豪邸を建ててくれることを1年目から叩き込まれていて、ナマハゲのように今日もネタを探しながら歩きまわっています。

芸人は『ネタ』が資本なんです。

植毛にお金を使うのが一般人ならば、ハゲる為にお金を使うのが芸人です。

今更ですが、『資本』とは「価値を生んでくれる元手」のことで、「資本が増えるか否か」で、お金の使い方を考えるようにしています。

なので、「とりあえず貯金しなさい」というウチの母ちゃんの考えは、気持ちは分かりますが、賛同はできなくて、今日も僕は、自己投資か誰かにお金を使います。

こういう説明をすると「なんだよ、結局、金かよ!」と結論してしまう人がいるのですが、一人でも多くの人を楽しませたいという前提のもと判断していることで、ジュニアさんにしても、僕にしても、後輩芸人やラオスの子供達に対しては、たくさんの愛を持っていることを(イチイチ言うのも野暮ですが)補足しておきます。

そうじゃなきゃできないよ。

今日は『資本ベースでお金の使い方を考える』というお話をさせていただきました。

もう少し上手に整理できそうなので、続きは、コメント欄でやっちゃってください。

現場からは以上でーす。

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