映画えんとつ町のプペルの背中を押すキッカケ作り

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。

2020年2月24日
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おはようございます。
セスナ機が墜落して機体が大破したニュース記事を見て、悲しい気持ちになっていたら、記事の最後に「…なお、同乗者は軽傷、パイロットは無傷」と書かれていて、「どのように墜落すれば、そんな漫画みたいな展開が可能なのか?」が気になってきたキングコング西野です。

さて。

僕の基本的なスケジュールは、朝から晩まで、アトリエかホテルに籠って、ひたすら作品制作。
途中、「こういうことを仕掛けると面白くなるかも!」と思いついたら、すぐに会社のLINEグループに提案して、その後、オンラインサロンの記事として出します。

よくよく考えたら、LINEグループとオンラインサロンの記事で、似たような作業をやっちゃっているし、ウチの会社のスタッフさん達は、このオンラインサロンに入っているので、最初からオンラインサロンに提案して、それをスタッフさんに読んでもらったらいいじゃん。

というわけで、今日は、これまでだったらスタッフさんのLINEグループに投げていたハズの提案を、ゴッソリそのまま、こちらに投げたいと思います。

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▼ 映画『えんとつ町のプペル』のマーケティング戦略の提案
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映画『えんとつ町のプペル』をメガヒットさせる為に今やれることを考えてみました。

その話をする前に、まずは、「そもそも、どういった人がいて、誰が『お客さん』になりうるのか?」を明確に区分けしておいた方がいいと思います。

たぶん、僕らの目の前の海には以下の4種類の人がいます↓

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①絶対に観に来てくれる人
②強めに背中を押されると観に来てくれる人
③流行った時に、「とりあえず観ておく」「話題作をチェックしておく」という理由で観に来てくれる人
④なんとしてでも来てくれない人
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このうち、『お客さん』は①~③なので、④を呼び込むことに時間やお金を割くのは無駄だと考えた方がいいでしょう。

①は言ってしまえば、「コアファン」ですね。

僕でいうと、立川志の輔師匠の新作落語は前評判などには目もくれず、必ず毎年、劇場に足を運んでいます。

これまでの実績から、彼が命を削って作った新作を信じているし、「彼の挑戦を見届けたい」というのが大きな理由です。

同じような理由で、①は、映画『えんとつ町のプペル』を観に来てくれると思います。

今の時点で僕らがやれることは、まずは、①に確実にアプローチすること(取りこぼさないこと)。

そして、次の段階として、①の人達に、「①の隣にいるであろう、②の背中を押してもらう」ということだと思います。

たぶん、ここが大事です。

やらなきゃいけないのは、『②の背中を押すキッカケ作り』ですね。
①に「②も誘ってみようかなぁ」と思ってもらうことがメチャクソ重要です。

そこで、少し面白いモノを用意しました。

ラオスに行けなかった腹いせに、僕は、昨日、一昨日と沖縄の竹富島に行ったのですが、そこで、ホテルに籠って、映画『えんとつ町のプペル』の「台本」を書き上げました。

この「台本」というのは、以前、制作スタッフの皆様にお配りした“アニメーションの指示”や“音楽の指示”が入ったものではなく、「台詞」と「ト書き」だけが書かれたものです。

つまり、『声優さんにお配りする台本』ですね。

話は少し飛びますが、今年5月にLUCUA大阪さんで、数万人の動員が見込まれる中規模の個展があります(がんばろー!)。

ところが、せっかく、数万人のお客さんがお越しになられるのに、「新しいグッズ(新おみやげ)」が無いんですね。
このままだと、おみやげコーナーには、絵本の過去作が並ぶだけとなってしまいます。

これは、さすがに機会ロスなので、ここで、映画『えんとつ町のプペル』の「ペアチケット」とセットで、映画『えんとつ町のプペル』の台本を売りましょう。

ターゲットは①です。
むしろ、公開前の映画の台本なんて①しか買いません。

僕も志の輔師匠のコアファンをやっているので、コアファンの気持ちは分かるのですが、①は台本を買って持っておきたいし、読んだら読んだで「この物語をどう映像化するんだ?」といった感じで、余計に興味が増します。

つまり、「公開前の台本なんてコアファンしか買わないし、コアファンは台本を読んでも観に来てくれるので、『公開前に台本を販売したら、集客が落ちる』という理屈は通らない」という話っす。

そして、その台本に「ペアチケット」を付けておくことで、②を誘うキッカケを作ります。

映画公開前までに、各個展会場で「映画『えんとつ町のプペル』の台本+ペアチケット」を5000部ぐらい売れたらいいかなぁと思っております。
各個展の主催者さんに連絡を入れて、このグッズの利益が各個展の主催者さんに入るように手配していただけると超嬉しいです。好きです。

台本は株式会社NISHINOがお金を出して刷って、在庫管理をした方がいいと思います。
台本と同時に映画のチケットが売れるのであれば、間接的に吉本興業には利益が入るので、話は通しやすいハズです。

もし、スタジオ4℃さんや、東宝さんや、電通さんが、「映画公開前に映画の台本を売るなんて、よくない!」と言ってこられたら、全力で靴を舐めて、ねじ伏せてください。

キチンと部屋に飾れるように、台本のデザインはこだわりたいですね。

そんなこんなで、台本制作および各方面へ靴舐めを宜しくお願い致します。

僕は、そろそろ東京に戻ります。

現場からは以上でーす。

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