キンコン西野に株的なモノを渡せ!

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この記事は1年前のオンラインサロン西野亮廣エンタメ研究所の過去記事です。

2020年3月8日
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どうも。
今朝は、サロンの記事を後回しにして、ファミコンソフト『たけしの挑戦状』に熱狂してしまったキングコング西野です。
#人間だもの

基本、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の記事は、投稿から一年が経過したら、自由にコピペしていただいて構わないのですが、今日は少し踏み込んだ話をするので、今日の記事は一年後も公開しないでください。

さてさて。

今日は、昼過ぎからサロンメンバーさんの会社のコンサルをしていました。
いつぞやのクラウドファンディングの「リターン」ですね。

会社の悩みの9割は「集客」です。
どれだけ素晴らしいサービスを作っても、どれだけ素晴らしい製品・作品を作っても、使ってくれる人がいないと始まりません。

ある人は看板広告を買い、ある人はFacebook広告を買い、ある人は自分の時間を切り崩して、SNSを使って、あの手この手で集客をしています。

ちなみに僕がコンサルを受ける時に決めていることは、クライアントさんを具体的に勝たせること。
その時、「アイデアを出して、はい、終わり」とするのではなくて、「この会社が上手くいけばいくほど、キンコン西野が得をする仕組みを、どう作るか?」ということを考えます。

一見すると“自己中心的”ではありますが、どうせ誰も見やしないチラシに広告費を払い続けるのであれば、キンコン西野が宣伝したくなるように、キンコン西野の取り分を設計して、キンコン西野に宣伝させた方が、広告効果があるので。

今日は『アイカサ』(https://i-kasa.com/)という傘のシェアサービスの、岡山の代理店さんからの相談を受けて、「利益の一部でプペルを買って、地元の子供達に還元したい」という話が出たので、「これから、絵本を配る際は、写真を撮って、僕に送ってください。『アイカサ』のリンクを貼って、その活動を僕のブログ等で紹介します」とお伝えしました。

そこで手を結んでおけば、『アイカサ』が広まれば広まるほど、プペルが売れるので、僕は『アイカサ』を宣伝します。

変則的な形の『株』ですね。

息の長いインフルエンサーには絶対に「株的なモノ」を持たせた方がいいと思います。
芸歴20年経っても元気にやっているキングコング西野は、どう考えたって、最近流行りのインフルエンサーではなくて、息の長いインフルエンサーなので、僕は「キンコン西野に株的なモノを渡せ!」とジャイアンみたいな台詞をよく口にします。

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▼ そんなことを言っている西野も…
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こういう話をすると、「自分の取り分のことばっかり考えやがって」と思っちゃう人も中にはいらっしゃると思うのですが、僕は「宣伝力(集客力)がある人に取り分を渡した方が絶対にあなたが得をするから、頭を下げてでも、取り分を渡した方がいい」と本気で思っています。

僕は今後も自分で絵本を描きますが、来年以降は『コラボ絵本』も計画しています。
その時の「お金の内訳」は以下のとおり。

・制作費(2000万円~2500万円)は、すべて西野持ち。
・制作費とは別途で、ギャランティーをお支払いする。
・ギャランティーとは別で、印税を折半。

先方から頼まれたわけでもないのに、「取り分」をメチャクチャ渡しているんです。

んでもって、今日です。
(※ここからは本当に内緒だよ)

田村Pに、絵本の印税の1%を受けとってもらうようにお願いしました。
田村Pは、絵を描いているわけでもないし、物語を作っているわけでもないのですが(意見はくれてる!)、『販売力』を持っています。
ザックリ言うと、いつも絵本をメチャクチャ売ってくれています。

売れば売るほど田村さんが得をする仕組みを作った方が田村さんは更に売ってくれるし、田村さんは世の中の為にお金を使ってくれるので、作者でなかろうが、印税を渡した方が僕が得をします。

先日、ウチのインターン生の「まーちゃん」が、「ドイツで活動したいっす」と言っていたので、「エージェントとして、ドイツの出版社に乗り込んで、出版をとりつけて、西野のドイツ版の絵本の印税を受けとる契約をしなよ」と伝えました。

構想段階ではありますが、今、ボンヤリと、【全国の書店】に僕の絵本の全作品の印税を渡そうと思っています。

「販売力がある人間に株的なモノを持たせた方がいいよ」と口で言うだけではイマイチ信用されないと思ったので、今日は、「実際に西野はそれをやっているよ」というお話をさせていただきました。

ほとんどの人が目先の取り分に目が眩んで、株的なモノを譲ることができませんが、身の回りに、販売力がある人間がいるのであれば、株的なモノは率先して譲った方がいいと思います。

今日は投稿が遅くなっちゃって、すみませんでした。

現場からは以上でーす。

『アイカサ』
https://i-kasa.com/

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