一世一代の大勝負

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この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。
2020年5月22日
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おはようございます。
新入社員&インターン生がおこなうオンライン講演会のチケットが、それぞれ500枚~1000枚近く売れていることを知り、「それぐらい当たり前だろ」的な顔をしていますが、膝がブルブル震えているキングコング西野です。

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『キンコン西野に勉強を教える会』

■6月1日20時〜せとちゃん
https://setochan.thebase.in/items/29546684

■6月2日20時〜まーちゃん
https://maachanomise.thebase.in/items/29548692

■6月3日20時〜べぇ君
https://beyamafitne.thebase.in/items/29547483

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さて。
昨日は、「これからの会社のあり方」という随分マッチョなビジネス記事を投稿してしまったので、今日は少し趣向を変えて、「映画『えんとつ町のプペル』に向けての決意表明めいたもの」を皆様と共有したいと思います。

「これぐらいの覚悟でやるよ」という話です。

(※込み入った『お金』の話が絡んでくるので、ここから先の「内容」は絶対にナイショです。「感想」を呟くのはOK!)

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▼ 一世一代の大勝負
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すでに御存知かとは思いますが、2020年12月に映画『えんとつ町のプペル』が公開されます。

『えんとつ町のプペル』というプロジェクトをスタートして8年。
「集大成」と呼ぶに相応しい大勝負です。
この日の為に、これまでに、血や涙や汗といった汁状のモノは全て流してきました。

そんな矢先、『新型コロナウイルス』が僕らの挑戦を襲います。
幸いなことにアニメーション作品なので、「撮影ストップ」ということにはならず、作品のクオリティーには何の影響もないのですが、問題は『集客』です。

これまで練り上げた広告戦略を一旦白紙にして、『コロナシフト』に切り替えます。
「コロナを逆手にとってやろう!」という広告(集客)ですね。

そのうちの一つが、『キンコン西野が映画のストーリーを自宅寝室からオンライン配信で全て喋る会』です。
(※こちら→https://silkhat.yoshimoto.co.jp/projects/1547)

すでに700名近いお客様にご参加いただけることこが決まっていて(そこで映画の宣伝をしつつ)、このイベントの収益は全額寄付。
収益で映画プペルの前売券を購入し、全国の子供達にプレゼントします。

その前日におこなう『西野亮廣オンライン講演会 ~学校では教えてくれない大切な「お金」の話~』(現時点の参加者=5700名)の収益も、同様に全額寄付。
映画プペルの集客に繋げます。

とりあえず、映画『えんとつ町のプペル』の前売券チケットは僕一人で「10万枚」売ることは決めています。
死ぬ気でやります。

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▼ 映画『えんとつ町のプペル』のお金の話
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多くの映画は、たくさんのスポンサーさんが制作費を出し合って作られます。
制作費を出したスポンサーさんには、出した額に応じた(映画の)売上が分配されるわけですが、当然、制作費が膨らめば膨らむほど、お金の回収が困難になります。

ちなみに、映画『えんとつ町のプペル』は、結構な制作費をブチ込んでいて…

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40万人動員(Poor)
→回収率=死んだ%(死んだ!)

80万人動員(Normal)
→回収率=54%(大損)

120万人動員(プチSuccess)
→回収率=96%(ちょっと損)

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といったハードルになっております。
(※こういう数字を皆で共有するの面白いでしょ?)

『観客動員数120万人』がギリギリ合格ラインで、『観客動員数40万人』は大失敗です。
動員数40万人だと、今後、キンコン西野は二度と映画を作れません(※ここで僕の挑戦は終わります)。

なかなか刺激的な勝負ですが、ここに輪をかけて、『新型コロナウイルス』が襲いかかります。

ぶっちゃけ12月の状況がどうなっているかは分かりませんが、まもなく運営を再開する劇場の多くは、当面の間は「一席おきにチケットを販売する」という形がとられそうです。

つまり、「劇場が『満席』でも、観客数はこれまでの半分」という展開になるので…映画業界は今、結構ピンチなんです。

これから作られる多くの映画はリスクを避ける為に、(制作費が回収できるように)制作費を削る方向で話を進めるでしょう。
制作費を出資してくれるスポンサー集めも困難を極めると思います。

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▼ じゃあ、映画『えんとつ町のプペル』も制作費を削るの?
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こうなってくると、「じゃあ、映画『えんとつ町のプペル』も制作費を削るの?」という話になってくると思うのですが、皆さんのお察しのとおり、するわけねぇです(キッパリ!)。

「100年に一度のウイルスが直撃して、集客に苦戦することが1000%分かっている状況で、制作費をかける」という、こんな危ない橋、誰も渡らないんだから、ドラマしかありません。

こちとらストーリー(生き様)を売っている人間なので、このタイミングで突っ込んでいかなくて、どこで突っ込むんだ?という話です。

自棄にはなりませんよ。
徹底的に準備して、確実にシュートを決めます。

そんなこんなで(絶対にナイショですが)、「西野亮廣エンタメ研究所(株式会社NISHINO)から、映画『えんとつ町のプペル』に5000万円を出資したいんだけど、なんとかしてください」とスタッフさんにお願いしてみました。

必ず回収してやります。
手伝ってね(^-^)

現場からは以上でーす。

【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

西野亮廣エンタメ研究所の入会ページのリンクはこちら→https://salon.jp/1hc1srjr-johu-o7eg-33xn-r8u88p2slizf

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