映画『えんとつ町のプペル』は総力戦

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この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2020年10月11日
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こんにちは。
ウォーキングデッドの主人公のリック・グリムスのベッドシーンでお相手の女性が「ハフハフ……OH~ぅ、あぁん、有名なリック・グリムスぅ~」というセクシーな声をあげられていた時に「もっと良い翻訳が無かったものかしら?」と思ったキングコング西野です。
#有名なリックグリムスって何
さて。
今日は『市場を正しく細分化して、総力戦に臨む』というテーマでお話ししたいと思います。
もちろん、12月25日公開の映画『えんとつ町のプペル』のお話しです。
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▼ 箕輪編集室
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僕は幻冬舎の箕輪さんのオンラインサロン『箕輪編集室』の会員なのですが、昨日、箕輪サロン内で「映画『えんとつ町のプペル』を皆で初日(12月25日)に観に行こう!」という大号令が箕輪さんからかかりました。
#神様
#僕の自腹で鴨頭神社の隣に箕輪神社を作らせて
箕輪サロンの各地区のサロンメンバーが待ち合わせて、映画『えんとつ町のプペル』の初日に来てくださるそうです。
もう、本当にありがたい。
昨日、ウチの若手スタッフには「25日は各地域に散って、皆を引き連れて映画館に来てくださーい」とお願いしました。
もちろん、ウチのスタッフだけでは足りないので、各県人会(Twitterのサロン垢)で待ち合わせて、一緒に観に行く企画を各々で立てていただきたいです。
その際、映画館には箕輪編集室のメンバーもいるので、ここはもう超絶仲良くしてください。
映画終わりで、サロンをまたいだ呑み会なんかも企画してもらえると嬉しいです。
【箕輪編集室】
https://community.camp-fire.jp/projects/view/34264
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▼ OWNDAYS
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昨日、メガネの『OWNDAYS』の代表の田中さんから、
「OWNDAYSの全店舗で映画『えんとつ町のプペル』のポスターを貼るので、ポスターデータをください。あと、全店舗のモニターで映画『えんとつ町のプペル』のCMも流すので、動画データもください」
と(あらためて)御連絡を頂戴しました。
「西野亮廣が巨匠になった時に、西野利権をしゃぶり尽くすつもりなので、御礼は結構です」という追伸付きで(笑)
隠したって仕方がないので、もう言っちゃいますが、今回、映画『えんとつ町のプペル』の公開に合わせて、『OWNDAYS×プペル』のコラボ商品を発売します。
「廃材で作られたメガネ」です。
今はパッケージをデザインしている途中なのですが、超絶素敵な感じになっておりますので、要チェックです。
【「大きな嘘の木の下で」著・田中修治】
https://www.amazon.co.jp/…/ref=cm_sw_r_tw_apa_i…
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▼ローソン×HMV
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映画公開に合わせてローソン×HMVさんと全国数ヵ所で個展を開催します(※これは、まだナイショね)
今日の記事のタイトルにもなっている「市場を正しく細分化する」が、まさに、この話なのですが…
今回の個展は会場のスペースや、コロナ対策も、もろもろ鑑みて『前売り券』になります。
(※たぶん500円とか800円です)
つまり、いつもの個展のように「入場30分待ち」「入場1時間待ち」(※満願寺の時は2時間待ち)ということは無く、時間で区切ってチケットを販売するので、自然と「入場規制」がかかります。
後から噂を聞きつけても、前売り券が完売してしまっていたら、入れないわけですね。
ここで、想像しなければならないのは「どういうお客さんがチケットを手にいれるのだろう?」ということ。
プペルの個展に足を運ぶのは『プペルファン』と一つにまとめにしてしまうのは、あまりにも乱暴です。
#市場を正しく細分化しよう
個展の情報を早めににキャッチして、個展の前売り券を手に入れるのは、日頃から僕やプペルに対してアンテナを張っている人達で、彼らはすでに『光る絵本展』などに足を運んでいる可能性が高いです。
絵の魅力を、もう十分知っているからこそ、アンテナを張ってくれているわけです。
このお客さん(前売り券をゲットできるお客さん)に『光る絵本展』をあてるのは、どう考えてもミスマッチです。
彼らの本音は「それは、もう分かっているから」です。
彼らが求めているのは、もっともっと深い内容で、なんなら、映画『えんとつ町のプペル』の美術監督による制作秘話なんか聞きたかったりする。
というわけで、ローソン×HMVさんと組んでおこなう個展は『映画「えんとつ町のプペル」ができるまで展』と題して、制作過程をメインとした、「完成品がまともに展示されていない個展」にしようかと思っております。
たとえば、『えんとつ町』は煙に覆われているので、木は存在しないのですが、煙に覆われる前は木があったハズなので、昔の名残で「木材」は存在しているハズです。
ただ、現代のえんとつ町の住人はその「木材」が「木」からできているとは知らない。
僕らが「プラスチックは何からできているか?」を知らないように。
『えんとつ町』の設定資料には、そんなものがたくさんあって、そういったものを展示し、そしてキャプション(説明文)は僕が全部書こうと思います。
この個展は、『えんとつ町のプペル』のことを知らない人が来ても、あんまり面白くないと思うのですが、御用意できるチケットに限りがあるので、それでいいんです。
むしろ、「はじめての人でも楽しめる」をやってしまうと、今回の場合は満足度が落ちるので、そこは切り捨てる。
「市場を正しく細分化して、狙いを定めて、適切なものを提供する」
これ、意外と見落としがちなので(意外とミスマッチがあるので)、一度、自問自答してみてください。
映画『えんとつ町のプペル』は総力戦。
12月25日に皆で観に行く企画を、各地で立ち上げていただけると嬉しいです。
それではアフレコ最終日、行ってきます!
やるぞー!!!
現場からは以上でーす。
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