確実に死ぬ西野の野望

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この記事は1年前の西野亮廣エンタメ研究所の記事です。

2020年10月30日
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おはようございます。
今朝、実家のお姉ちゃんから緊急で連絡があったので、「両親に何かあったかも……」と思って出てみたところ、「HYDE様、ええなぁ…」という連絡だったキングコング西野です。
#思とけ
さて。
今日は『エンターテイメントが止まらない仕組みを徹底的に作り込む』というテーマでお話ししたいと思います。
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▼ 必ず迎える「老い」
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昨夜は『スナック西野』のゲストに、SHOWROOMの前田さんが来てくださいました。(※今週の放送はOWNDAYSの田中さん)
前田さんと話したのは、「今、エンターテイメントの最前線で起きていること」と、「『老い』について」でした。
時代の最前線を走ってきた先輩のアプローチが、ジワジワと時代に刺さらなくなっていく場面をこれまで何度も見てきました。
「いつか僕らもそうなる」という恐怖が、前田間さんにも僕にもあって、その問題に対する向き合い方が、それぞれ違います。
前田さんは、「老いは年齢ではなく、仕入れ不足」という仮説のもと、とにもかくにも新しい情報を飲み込み続けて、「努力で、老いない」というアプローチ。
努力が報われることを証明する前田さんならではで、本当に最高です。
一方、僕は「老いる」どころか、基本的には「死ぬ前提」で全てを設計し、「自分が死んだ後もエンタメが回り続ける為には、今、何をすればいいのか?」というアプローチ。
べつに諦めているわけではなくて、「300年続くエンターテイメントの基礎工事にハマっている」という感じです。
サービス提供者が人間である以上、体力は落ちますし、お客さんとの年の差(感覚差)は開く一方です。
当然、自分の体力や感覚に依存したサービス設計だと、今は上手くいっていても、何か手を打たないかぎり、いつか終わりがきます。
この問題に目を伏せるか、それとも受け止めて、手を打つか?
一つ確かなことは、「力の強い人(結果を出している人間)ほど、目を伏せられる時間が長くなる」ということ。
強者ほど、そこを自覚しておかないと、取り返しがつかないことになります。
貴方はどうだ?
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▼ 確実に死ぬ西野の野望
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大病を患っているわけでも、自殺願望があるわけでもありませんが、御多分に漏れず西野も人間ですので、この世に生まれた瞬間からカウントダウンが始まっています。
自分が作ろうとしているエンターテイメントの規模感と照らし合わせると、とっくの昔から「余命あと僅か」です。
今、想像しているのは、僕が直接会うことがないウン十年後のスタッフのこと。
彼らの挑戦が「予算不足」や「認知不足」といったブレーキをかけられてしまう確率を少しでも下げる為に、今やれることを全力でやります。
一昨日、允セサミさんとのコラボで販売を開始した「えんとつ町の食器用洗剤 by CHIMNEY TOWN」なんて、まさに。
#メチャクチャ売れているみたいです
人が食事をする以上、「食器洗い」をしなくなる未来はしばらくやってきません。
今回の「えんとつ町の食器用洗剤」は売上の3%が、絵本『えんとつ町のプペル』の寄付にまわされます。
現在、コアレックスさんと開発を進めている「えんとつ町のトイレットペーパー」も同じく、売上の3%が絵本の寄付にまわされます。
説明するまでもありませんが、人がウンコをしなくなる未来はやってこないので、(商品が軌道にのれば)絵本の支援(認知獲得)が続きます。
お金の使い道は「浪費」「消費」「投資」の3つ。
このうち、生きていく以上、確実におこなうのが「消費」です。
「投資」はしない人もいますし、「浪費」は流行り廃りが左右します。
つまるところ、エンターテイメントを届け続ける為の予算&認知を捻出し続ける為には、「消費」を絡めた地盤作りが必要不可欠です。
「17ライブ」の公式キャラクターになるぐらいなら、「トイレットペーパー」の公式キャラクターになった方が、「300年続ける」という自分達の目的には合っているんですね。
そんなこんなで、これはまだ表では絶対にナイショですが(※本当に言っちゃダメだよ)、『Tポイントカード』とコラボをすることが決まりました。
TSUTAYAさんとかで使える、あの『Tポイントカード』です。
正式名称を『応援型Tカード』といいます。
こちらのカードに貯まったポイントは、絵本「えんとつ町のプペル」の寄付に使われます。
お買い物をする際に、レジで商品と一緒に、この『プペルカード(応援型Tカード)』を出していただけると、国内外の子供達に絵本が届くわけです。
プペルカードは、映画公開タイミングに合わせて12/25(金)に発行開始。
情報解禁は12月11日(=通販サイトT-FAN SITEでの予約受付開始)です。
プペルカードは500円(税抜)
※カード購入時にポイントは貯まりません。
全国のTSUTAYA(約1,100店舗)+旭屋書店+T-FAN SITE+その他で御購入いただけます。
作品や、西野の影響力で生まれたお金だけで、次の作品(挑戦)を作るのではなく、こうして、「消費」に紐付けて、次の挑戦の為の予算や認知をコツコツと獲得していきます。
ほっておくと、人はすぐにネガティブな方向に流れてしまうので……皆さんの子供の世代も、孫の世代も、50年後も、100年後も、その先もずっと……とびっきり楽しいエンターテイメントが生まれ続けるように、今僕がやれることをやります。
現場からは以上でーす。
【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けて《本垢》で呟いていただけると、西野がネコのようになつく場合があります。

西野亮廣エンタメ研究所の入会ページのリンクはこちら→https://salon.jp/1hc1srjr-johu-o7eg-33xn-r8u88p2slizf

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